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「スカイジャンボリー07体験」

 シャトルバス発着地である長崎港ポートパーク駐車場に着いた。拙者は七星特別仕様薄味を、伊達丸は駱駝をポケットから取り出しライターで火をつけ、禁煙の旅でしばらくんの間切れていたニコチンを補充した。

 ここで佐世保のロックバンド「アトミックコックビーチ」のドラマー野上くんと合流。シャトルタクシーに乗り込み3人でスカイジャンボリー07の会場、稲佐山公園へ向かった。野上くんは大のスカジャンファンで、毎夏稲佐山に登っている。スカジャンデビューとなる拙者たちにとって、初登山のルートを案内してくれるポーターのような頼もしい“まなか”だ。車中もスカジャンの魅力を語ってくれた。

 標高333メートル。ぞろ目のお山、稲佐山。頂上から望む夜景は全国的に有名だ。昼間はロープウエイと並び頂上にそびえる電波塔の姿も実にシンボリィックである。観光名所として名高いこの山の8合目辺りに稲佐山公園が広がる。なんと2万人規模のコンサートに対応できる野外ステージを備えた公園だ。佐世保と人口の差をはあるにせよ、市民が屋外でコンサートを楽しむというコンセプトのもとに立派な野外ステージがちゃんと機能していること自体に文化の差を感じてしまう。DSC_0002.JPG
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 お〜う!! すごい人出だ。ステージに向かってゆるやかに傾斜した芝を埋め尽くす勢いで人々が陣取っている。まるで公園に巨大な人の絨毯を広げたような光景だ。干尽公園時代のサンセット99ジャズライブの空間にも似た雰囲気だが、なにしろ規模が違う。ぱっと見た目で1万人くらいいるのでは?と思ってしまった。

 野上くんのガイドでとりあえず、客席中間辺りにクーラーボックスを置いて陣地をキープ。ステージ間近のスタンディングエリアにも近いし、動き周りやすい場所がベストポジションなのである。「よう、こいだけ若者の集まるね。凄かね」と伊達丸と第一印象を交わす。
 
 トップバッターの10ーFEETからボルテージは最高潮に達したような開放感たっぷりのサウンドが響き渡った。丘の傾斜に波打つの人間ウエーブも圧巻だ。よしよし、せっかく公共交通機関を利用してここまで来たのだ。飲みましょう。飲みましょう。う〜っ!! 照りつける夏の太陽。青い空と緑の抜けるようなコントラスト。ピクニック気分の芝の香りの中で飲む麦酒のうまさはをなんと例えればよいのやら。太陽光線に負けない勢いで音楽パワーが放射されているような気持ちよさ。これぞ人類が太古から続けてきた魂を揺する生命パワーの証、「祭り」の基本なのではなかろうか。音楽を介して誰もが自由なスタイルで参加できるお祭り気分こそ夏フェスの醍醐味なのである。DSC_0108.JPG
 
 超ハッピーな気分にさせてくれたファンキーモンキーべービーズ。リッキーGのレゲエもロケーションにぴったりだなあ。おっ!!クロマニヨンズでロッカースピリットに火がついたのか?いつの間にか伊達丸も上半身裸で会場内を行ったり来たりしているぞ。DSC_0106.JPG あらあら、ザ☆ホネホネロックスのギタリスト、ヨウコちゃんも来てたの? あ、こちらがアシッドドライブのリーダーさん、あれhatchじゃない? と佐世保のミュージシャンたちも九州を代表するこの夏フェスに数多く足を運んでいた。いや〜楽しいね。楽しいね。乾杯!乾杯!麦酒何本飲んでも、すぐ汗になって澄み渡る8月の空の彼方に飛んでいくぜ〜We Love Musicだあ!

 九州圏内はもちろん、関東方面からも人を惹きつける魅力を発信するイベントに成長したスカジャン。オープニングからラストまで変わらぬ会場の一体感を肌で感じながら、音楽文化を核とするFM長崎のプロデュース力に感心した。実に素晴らしい音楽イベントだ。楽しかった。また来年も日焼けしながら、心に音楽を焼きつけたい。 (長月)