| さきばる | |
| 順番を無視して先に出ること、の意味。漢字は「先張る」だろう。さ、きばらなくては、さきばって。 | |
| さっさん | |
| 一体どんな人物だろうか? と思わせる響き。「一緒にさっさんですか?」「よかったら食べてみらっさん?」など『さん』はまだまだ健在なのだ。 | |
| さびなか | |
| ステンレスのようにピカピカ、ということではない。味が薄いこと。さびは寂と書く。古びて味わいがあることを寂という。その否定形。 | |
| さらく | |
| 「さるくシティ」の言源にもなった「さらく」。ブラブラと歩くこと。「四ヶ町でさらこうか」というように使う。 | |
| し け | |
| 「時化、海が荒れることではない。語源は同じと思えるが。「困った」「失敗した」という意味。 | |
| し た | |
| 「もう食べらした」「寝らした」「歩きよらした」など、「らす」など語尾に「した」を付けると「らす」と同じくちょっとした丁寧語っぽい言葉。 | |
| しかぶる | |
| 都会のママたちは「あら!!坊や!!またしかぶっちゃって…」とは言わない。「おもらししちゃって」だ。※注”大“の時も決して「あら!!たいかぶっちゃって…」とは使いません。 | |
| しっちゃぐらしか | |
| やぐらしか、はもうご存知、うるさいという意味。頭の部分は、必定(ひっぢょう)ではないかと、古語辞典を引きながら考える。または非常という言葉が重なったものか。 | |
| してん | |
| 「いいか、ここを支点としてBに力が加わる、よってAには……」とガリレオの湯川教授が実験室で熱弁。「科学は裏切らない。君もやってみたまえ」という台詞が「科学はうらぎらんって。わがもしてみてん」となる。「やってみて」=「してん」と覚えておこう。 | |
| しもた | |
| 「しもた、間違えたばい」というように使う。「しまった」が転化したもの。「タンスにパンツばしもたか?」の場合は別の意味。 | |
| しゃべくい | |
| おしゃべりのこと。「しゃべくいばっかいせんで勉強しなさい」と怒られた。「喋べり」と「繰り返す」が合体したものか。 | |
| しゅうまい | |
| 飲茶が好きな人は、焼売をイメージしてしまう。標準語だと「止めにしょう」「行わない」と言う。例えば「事務次官、もう賭けマージャンはしゅうまいで」などと使う。 | |
| しょむか | |
| 庶務課、と書く。ショムニのマンガとテレビは大人気。女がいばること。という訳であるはずがない。しみる〜、という意味。 | |
| しょんなか | |
| これは比較的分かりやすい。「しょうがない」の佐世保バージョン。キムタクだったら「でも、しょうがないだろう」と言うところを佐世保の男は「ばってん、しょんなかさ」と言う。 | |
| じんべら | |
| 甚兵衛さん達、という意味ではもちろんない。「久しぶり」とか「たまに」とかの用途で使う。じんべら勉強しよんね。 | |
| すいとっと? | |
| 佐世保訛りで「好きなんだ」を「すいとっちゃん」と言う。「すいとっと?」と使えば「好きなの?」という意味になるのだが、「空いている」という言葉にもこの「すいとっ」を併用するので、ちょっぴり複雑。映画館などで「いま、すいとっですか?」と尋ねるシーンがある。今、客席は空いているのでしょうか? という意味になる。 | |
| すいとる | |
| まさに吸いとる。「好き」とひとこと言われただけで、心が吸いとられる。心だけでなく、青春もお金さえも吸いとられそうな言葉だ。 | |
| すうーすっす | |
| 今はどこも暖房がきいているので、あまり使わない言葉。「すうーすっすって思ったら戸の開いとんもん!!」なんて使ってた。」 | |
| すぼる | |
| 「ほら、すぼいよったい、吹かんね」と、昔は釜炊きのとき怒られた。くすぶること。酸欠で煙りのため黒くなる。すすける。 | |
| すらごと | |
| 「すらごとばっかい言うて!」と怒られたこと、おわかりかな。空言、虚言。「そら」が「すら」に転化したものと思われる。 | |
| すんどらん | |
| Q:あそこの家には誰か住んでいるの? A:住んどらん。 Q:もう食事は済んだの? A:済んどらん。「住んでいない」「済んでいない」の2つの意味を「すんどらん」で表現する。 | |
| すんな | |
| 動作をあらわす「する」の打ち消し。「無理するな」は「無理すんな」標準語「やめろよ」と同じニュアンスも持つ。「もう、いつまでもさすんなさ」は「いつまでも、させるなよ」の意。 | |
| ずっと | |
| もし小栗旬に「ずっと君といたい」なんて言われたら、メロメロ〜なんて妄想したことがある貴女、佐世保では「ずっと」という副詞が、動詞「出る」の意味も持っています。「出ない」ことを普通は「でらん」で表現。例えば「二次会に出るの?」が、ちょっと乱暴な男言葉になると「二次会ずっとや?」「ずんもんや」などと訛るんです。 | |
| ずんだれ | |
| ズボンがたれているといかにもだらしない。そんな様をズンダレと云うけど、若者にはお洒落でもある様だ。今さら固いことを言うのは誰? | |
| ずんな | |
| 「線からずんな」は「線から出るな」「ずんな、まだふいよっばい」は「出るな、まだ雨がふってるよ」の意味。「出るな」の訛り。 | |
| せからしか | |
| 「せからしい」は形容詞として、気忙しい、という意味。だけど方言としては「うるさか」に近い使い方。 | |
| せせる | |
| 「ひどうなるよ、虫歯ばそがんせせらんと」というように使うあせる、いじること。 | |
| せっか | |
| 牡蠣の季節になった。硴をカキと読む。岩場に石の花が咲いたように見えることから。昔はセッカ売りがいた、と聞く。 | |
| せびらかす | |
| 「見せびらかす」のミが省略されたもの、と思っていたら、古語辞典にちゃんとあった。「せびる、しいて頼む」。今では反対の意味になっているから面白い。 | |
| せろ | |
| 「する」の命令形。語尾に「さ」を付ければより完璧。映画『69』で安藤政信が「……便所掃除ばせろさ!」と喋っているのでよく見て勉強しよう。 | |
| せんと | |
| アメリカ通貨「セント」でも聖人を表す「セント」でもない。「もうせんと!」など「止めて」の意や「今日はジョギングせんと?」など問いかける際にも使う。 | |
| せんば | |
| 宿題せんば! 残業せんば! ご飯ば作らんば! 洗濯せんば! 太らんごとせんば! ばばばば……あなたは「ば」一日何回使いますか? | |
| ぜんなく | |
| 銭なく、ではない。漢字は「善悪」と書いて、古くは「ぜんなく」と読んだらしい。是非とも、どうしても、という意味。 | |
| ぜんのう | |
| 確定申告の季節、税金は全納しましたか、という意味のゼンノオではない。わざわざと同じ意味で使う。 | |
| ぜんもん | |
| 乞食のこと。もともとは禅宗で仏門に入った男。布施を受け取るところから、そう言う呼び名になったのか。 | |
| そい | |
| 「そい取って」「そい幾くら?」「そい何や?」とよく使う代名詞。夏目漱石の名作も『そいから』となる。 | |
| そいぎんた | |
| あまりにもポピュラー過ぎる佐世保弁。「それでは」という意味。別れ際に「それじゃ、またね〜」みたいなシーンで大活躍する言葉。使用例/「そいぎんた、失礼します」「そいぎん、おいはもう帰るけん」……etc「その儀なれば」という昔のていねい語が方言になったものだとか。 | |







