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      <title>日帰りドライブで、</title>
      <link>http://www.lifesasebo.com/sasebo-drive/</link>
      <description>佐世保から、日帰りで行けるドライブコースにまつわるストーリー
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      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2008</copyright>
      <lastBuildDate>Fri, 29 Aug 2008 16:56:37 +0900</lastBuildDate>
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            <item>
         <title>涼しい！夏は昔ながらに滝で避暑小城は羊羹だけじゃなかった</title>
         <description><![CDATA[<h5>　　こんなに近いのに旅気分満点。高速に乗ると見過ごしてしまいそうな佐賀の手前の小城だが、羊羹以外にも面白い顔があった。
</h5>

<div class="photo_caption_255l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.226/22601.jpg" alt="" width="255" border="0">西日本随一の名瀑布といわれる清水の滝。幅13メートル、落差75メートルの豪快さだ。まさに深山幽谷、静かな霊場の雰囲気が漂っている。この滝に打たれて修行する武士が何人も凍死したという話もある。</div>

		<h2><font color="#1e90ff">涼しい！夏は昔ながらに滝で避暑<br>
小城は羊羹だけじゃなかった</font></h2>
	<div class=clear></div>

<p>
　高速を多久・小城インターで降りて、小城市へ。小城町、三日月町、牛津町、芦刈町の四つが合併して小城市となった。天山山系から有明海まで続いて、さまざまな表情を見せる。<br>
　まずは牛津。ここはデパート玉屋の発祥の地だ。長崎街道の宿駅・牛津、その繁栄の痕跡は赤レンガの倉庫に辛うじて残っている。『牛津赤れんが館』は旧田中丸商店が明治時代の中期に建てたもの。<br>
　芦刈は有明海に面した田園地帯。ここにはムツゴロウ・シオマネキ保護区があって、『干潟体験館』の施設も。潮が退いたとき干潟のあちこちに、愛嬌たっぷりのムツゴロウが元気に跳ね、片方の爪が大きいシオマネキも見ることが出来る。子どもの夏休み体験学習には最適かも。<br>
　佐賀平野だから当然、弥生の遺跡があって、『史跡土生遺跡公園』は弥生時代の竪穴式住居が再現されている。青銅器が作られていた名残があるという。<br>
　小城というと、誰もが一番先に連想するのは小城羊羹。中心部に入ると、いくつもの羊羹屋が軒を並べる。甘党には堪えられない。昔の羊羹は表面に砂糖が結晶して硬くなっていたなあ、と思い出が湧いてきた。<br>
　羊羹資料館はレンガ造りの砂糖倉庫を改装したもの。昭和初期のたたずまいを残している。ここで切り羊羹と抹茶をいただき、羊羹の歴史を学ぶ。当然お土産は小城羊羹ということになる。<br>
　天山山系に源を発する清水川が『清水の滝』となって落ちる名瀑布へと車を走らせた。山間に大きな料亭がいくつもある。鯉料理の専門店だ。<br>
　清水山見瀧寺の山門をくぐって、涼しい参道を登る。本殿の横には、まさに京都の清水寺を模した、朱塗りの舞台が崖にせりだしてある。遠くに佐賀平野が望める景勝地だ。<br>
　その裏手、急な階段を降りると、落差75メートルの『清水の滝』が。飛び散る水滴であたりはクールクール。まさにここは避暑地。いや、昔からの霊場で、折しも白衣一枚で滝に打たれる女性が二人おられた。<br>
　佐賀鍋島藩は多久藩、蓮池藩、小城藩の支藩に分かれていた。城下町の名残がわずかに、小城公園一帯に残っている。二代藩主鍋島元茂は剣豪・柳生宗矩の子・十兵衛と親交深かったといい、その二人を祭る社があった。<br>
　小城藩主の菩提寺である星厳寺。中国風の楼門が珍しい。ここには江戸中期の作とされる五百羅漢があるが、それより面白いのは、子どもたちが刻んだ石仏。夏草茂る中にポツンと、ユーモラスに鎮座していた。<br>
　つい通過してしまう町にも、探せば何か見るものがある、と実感するドライブだった。<br>
</p>
<br>
<div class="clear"></div>



<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.226/22602.jpg" alt="" width="175" border="0">佐世保玉屋は牛津から始まったが、そのころのレンガ倉庫がいまも残っていた。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.226/22603.jpg" alt="" width="175" border="0">有明海に臨む芦刈町には、干潟体験館やムツゴロウ公園があって干潟を楽しめる。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.226/22604.jpg" alt="" width="175" border="0">干潟の保護区ではムツゴロウ、シオマネキの元気な姿を見ることが出来る。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.226/22605.jpg" alt="" width="175" border="0">史跡・土生遺跡公園には弥生時代の住居が再現されている。青銅器文化があったという。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.226/22606.jpg" alt="" width="175" border="0">道端の樹の根元に無数の小石が積まれていた。昔からの民間信仰の、イボの神様だ。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.226/22607.jpg" alt="" width="175" border="0">清水の滝へ登る参道に、鯉料理屋が何件もあって、過日の繁栄を思わせる。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.226/22608.jpg" alt="" width="175" border="0">小城羊羹は村岡屋が始まりのようだが、羊羹資料館で、なぜ小城に羊羹が生まれたかを知る。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.226/22609.jpg" alt="" width="175" border="0">小城藩主の菩提寺・星厳寺。五百羅漢が鎮座して静寂な夏がある。</div>
]]></description>
         <link>http://www.lifesasebo.com/sasebo-drive/2008/08/post_30.php</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Fri, 29 Aug 2008 16:56:37 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>つい通り過ぎてしまう大川だけど、この町にはたくさんの国指定重要文化財が</title>
         <description><![CDATA[<h5>　佐賀大和でインターを降りて、佐賀市内を抜けて国道２０８号線を走る。筑後川に架かる鉄橋を二つ渡ると、家具の町として有名な大川市だ。
</h5>

<div class="photo_caption_255l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.225/22501.jpg" alt="" width="255" border="0">柳河藩小保町の別当職を代々務めた吉原家の建物。文政八年（１８２５）に建てられたと思われる。驚くほど大きな木材を使っていて、大工や家具職人の技術の高さが判る、実に素晴らしい建物だ。入館料は無料。</div>

		<h2><font color="#1e90ff">つい通り過ぎてしまう大川だけど、<br>
この町にはたくさんの国指定重要文化財が</font></h2>
	<div class=clear></div>

<p>
　また大川市に行きたいと思ったのは、かつて訪ねた『旧吉原家住宅』の記憶が鮮やかに残っているからだ。<br>
　日本中あちこちで古い民家の保存が行われている。時代へのノスタルジーもあるが、その土地の文化が家づくりに集約されているからだろう。<br>
　伊能忠敬の『測量日記』には、文化九年（１８１２）に吉原家に泊まったことが記されている。欄間や釘隠しなど細部の意匠が実に素晴らしい。大庄屋の家柄以上に贅を尽くした造りだ。平成11年に国指定重要文化財になった。<br>
　旧吉原家がある一画は小保・榎津地区で、古い家が並んで散歩を楽しむ。柳河藩と久留米藩の境目で、その堺を示す『藩境石』が道の隅に並んでいた。<br>
　路地を歩くと木材を切る電気鋸の音が聞こえ、木材の香りが漂ってくる。家具の町・大川を彷彿させる町工場があちこち。また漆の店や酢を製造する『庄分酢』も古い建物だ。３００年の歴史を持つ。土産にワインビネガーと赤ぶどう酢蜂蜜ドリンクを買った。
　大川の市街地にある『風波宮』も国指定の重要文化財だ。愛称「おふろうさん」は１８００年前に創建されたと伝えられる。神宮皇后ゆかりの神社で、境内には樹齢約２０００年というクスの古木が茂る。<br>
　町のあちこちに「えつ料理」と書いた青い旗がはためいているので、有明海の珍魚「エツ」を初めて食べてみることに。カタクチイワシ科の魚で、初夏に産卵のため有明海から筑後川をのぼってくる。まあ、名物だから喜んで食べたけど……。<br>
　歌謡曲の代表作曲家・古賀政男は大川の出身。記念館と生家があって懐かしい古賀メロディーを聴くことが出来る。入館料は３００円。<br>
　筑後川のほとりにある「大川市立清力美術館」。明治41年に清力酒造の事務所として建築された、見事な西洋建築物。「溝江勘二」を始め、久留米出身の画家の作品を楽しむことが出来る。<br>	
　「花ござ」のギャラリーがあったので立ち寄った。い草栽培が筑後地方に伝わって四百年になるそうだが、その良質なイ草だけを織り込んだ「花ござ」掛川織の高級品がずらり。見事な模様があって、これはまさに日本が誇るべきタペストリーだ。<br>
　そして最後は、近代化遺産ともいうべき筑後川昇開橋。ここも国指定重要文化財。佐賀線が廃止される前は線路が走り、橋が上がっていて筑後川を上り下りする船がくぐった。いまは係員が昇降してくれる。かつての線路を歩いて対岸まで行ける。<br>
　家具と清酒、酢づくり、そしてエツ。すべてに筑後川と有明海の恵みを感じさせる大川の一日だった。<br>
</p>
<br>
<div class="clear"></div>



<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.225/22502.jpg" alt="" width="175" border="0">小保・榎津地区は古い町並みが残る保存地区だ。車を降りて散策を。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.225/22503.jpg" alt="" width="175" border="0">榎津の町の端に、昔の藩境を示す石柱が並んでいる。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.225/22504.jpg" alt="" width="175" border="0">保存地区にある「庄分酢」。３００年の歴史を持つ手法で手づくりの酢が。味も建物もいい。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.225/22505.jpg" alt="" width="175" border="0">風波宮は神宮皇后ゆかりという。朱塗りの神社と青々と茂った楠の古木がいい。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.225/22506.jpg" alt="" width="175" border="0">エツ料理。エツはイワシの一種だけど、いまが旬で脂がのっている。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.225/22507.jpg" alt="" width="175" border="0">清力酒造の事務所だったが、明治41年建築の西洋建築物。入館は無料。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.225/22508.jpg" alt="" width="175" border="0">い草ブティック「草」には掛川織のい草の「花ござ」がいろいろあって楽しい。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.225/22509.jpg" alt="" width="175" border="0">筑後川に架かる昇開橋はいま歩道に。時間で昇降させている。夕暮れが美しい。</div>]]></description>
         <link>http://www.lifesasebo.com/sasebo-drive/2008/07/post_29.php</link>
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         <pubDate>Mon, 28 Jul 2008 15:06:08 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>こんなに近いのに旅気分。福島から伊万里、大川内皿山へとドライブ</title>
         <description><![CDATA[<h5>　国見を越える有料道路も無料になって、伊万里に行くのが気軽になった。古い歴史文化を持つ伊万里は佐世保とは深い関係があるんだ。
</h5>

<div class="photo_caption_255l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.224/22401.jpg" alt="" width="255" border="0">伊万里焼は鍋島藩によって厳しく管理され、この青螺山を背景とした閉ざされた地で作られた。山に向かって続く坂道に沿って、焼物屋や窯元が並ぶ。いまも秘窯の里というイメージだ。</div>

		<h2><font color="#1e90ff">こんなに近いのに旅気分。福島から<br>
伊万里、大川内皿山へとドライブ</font></h2>
	<div class=clear></div>

<p>
　国見トンネルを抜けるとすぐ右側の車窓に西有田の谷が広がる。向こうには黒髪山、青螺山、腰岳の鮮やかな緑。西有田の棚田も綺麗だけれど、田植えが終わったばかりの田んぼが綺麗だから、ついでに夕陽で有名な福島の棚田を見に行こうか。<br>
　伊万里湾にそって北上した。佐賀県を通って「つばきの島」として知られる長崎県松浦市福島町へ。遠いようだが車では一時間ほどしかかからない。<br>
　いろは島を望む土谷免。土谷棚田は、海岸から山の中腹を走る自動車道まで階段状に続いている。日本中が圃場整備事業で小さな田圃を消しているなか、ここには昔ながらの風景が残されていた。夕暮れともなるとカメラマンが集まって、夕陽と水を張って光る水田風景にシャッターを切る。<br>
　戻る途中で、「イマリンビーチ」という看板を見て道を折れた。環境省の「日本の水浴場88選」に認定された海水浴場だ。内海にあるために波もなく静かで、シャワーやロッカー、休憩所も。この夏お勧めのスポットだ。<br>
　伊万里の町中に戻って昼ごはんを食べたあと散歩すると、「青緑」という雑貨屋さんを発見。まさに青緑色したお店。なにやらホッとする可愛い小物が。<br>
　有田焼は伊万里焼とも呼ばれる。それはこの港から積み出していたため。だから明治時代まで、伊万里の港には焼物を商う商家が軒を並べていた。名残を求めて、白壁土蔵づくりの「陶器商家資料館」へ。隣には「海のシルククロード館」があって、古伊万里も展示されている。　<br>
　街中の橋の欄干には伊万里焼が鎮座している。オブジェのようで面白い。よく悪戯して壊されないものだと感心することしきり。<br>
　さて、伊万里の奥の院である大川内皿山に向かおう。鍋島藩の藩窯があったところで、昔は関所があって秘密を厳重に守っていた。ここで鍋島焼の優品が生まれた。いまは商家や窯元が並んでいる。坂道を登ると、涼しげな音色が聞こえてきた。６月は「風鈴まつり」が開催される。<br>
　伊万里の中心から松浦方面に走ると、山代がある。そこの里小路は武家屋敷の名残があって、小笹の生垣が並んでいる。天正年間に柳川からきた田尻一族によるものという。笹垣がふんわりした緑色で美しい。<br>
　「松浦一酒造」のカッパのミイラの話はよく聞くので訪ねてみた。なるほど、「河伯」と書かれた箱もあって、カッパらしい……。<br>
　日帰りドライブは、青幡神社で終わり。樹齢千年という、大楠が枝ぶりもよく茂っている。初夏の風に緑の葉が揺れていた。<br>
</p>
<br>
<div class="clear"></div>



<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.224/22402.jpg" alt="" width="175" border="0">福島の土谷棚田。緩やかな傾斜で段々状になった田んぼが続いている。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.224/22403.jpg" alt="" width="175" border="0">イマリンビーチの砂浜。夏には大勢の海水浴客で賑わう。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.224/22404.jpg" alt="" width="175" border="0">可愛い小物を揃えた「青緑」。佐世保からのお客も多い。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.224/22405.jpg" alt="" width="175" border="0">伊万里津の名残を彷彿させる商家。いまは資料館として、古伊万里を展示。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.224/22406.jpg" alt="" width="175" border="0">鮮やかな絵付けの欄干の焼物。まさに焼物の町ならではの見事さだ。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.224/22407.jpg" alt="" width="175" border="0">焼物屋のガラス窓の陳列をのぞき込みながら、大川内皿山を散策。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.224/22408.jpg" alt="" width="175" border="0">里小路の小笹の生垣。武家屋敷の武骨さはなく落ち着いた風景だ。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.224/22409.jpg" alt="" width="175" border="0">青幡神社の大楠。松浦党二代源直が神社を建立、楠を植えたと言い伝えがある。</div>]]></description>
         <link>http://www.lifesasebo.com/sasebo-drive/2008/06/post_28.php</link>
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         <pubDate>Mon, 30 Jun 2008 15:10:35 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>鄙びた城下町と焼物の里、旅気分たっぷりの筑前の山々だ</title>
         <description><![CDATA[<h5>　秋月から小石原、岩屋、小鹿田と、春まっ盛りの筑紫の山を眺めながらドライブした。
</h5>

<div class="photo_caption_255l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.223/22301.jpg" alt="" width="255" border="0">戦争で工事を中断したり、落盤事故で多くの犠牲者を出したという釈迦岳トンネル。ＪＲ日田彦山線の筑前岩屋駅に、いまトンネルから姿を現したディーゼル列車が着くところ。それだけでなんだか嬉しくなってくるのどかな風景だ。</div>

		<h2><font color="#1e90ff">鄙びた城下町と焼物の里、旅気分<br>
たっぷりの筑前の山々だ</font></h2>
	<div class=clear></div>

<p>
　甘木市から朝倉市となった秋月。古処山の裾にある鄙びた城下町と、筑後川の広々とした風景はイメージが重ならないが、旅人は行政的区分と関係なく、道がつながるまま車を走らせよう。<br>
　甘木インターを降りて、市内を抜けて秋月へ。川沿いの小道に入ると、鄙びた感じがして嬉しい気分だ。三面張りの護岸ではない川がゆったりながれて、洲には春の花が咲き乱れている。<br>
　秋月に入ってすぐ目につくのが「めがね橋」。川の底まで石が敷かれ、清流が光っている。橋の袂にあるパン屋さんで評判の「カレーパン」を買って頬張る。うまい。<br>
　戦国時代の戦いや幕末の「秋月の乱」などで名前を残す城下町だが、その面影は碁盤の目に走る道と、点々と残る武家屋敷に見える。葛を食べさせる老舗や紙漉き工房があったりして、桜の季節は終わったけど、春はあちこちに溢れている。<br>
　秋月から山を越えて小石原に向かう。少し長くて細い道だけど、山の風景を楽しみながら走ると、盆地の小石原に出る。江戸時代初めから続く陶器の里は、かつての民芸ブームの頃のようにはいかないけれど、まだあちこちに窯元がある。「道の駅・小石原」は小石原焼の直売所となって人気。<br>
　山を越えて向かったのは、筑前岩屋。釈迦岳トンネルの手前にポツンと山小屋風の駅舎があった。駅の水汲み場には連日たくさんの人がポリタンクやペットボトルを持って来る。トンネル工事のとき湧き出した天然の名水だ。飲んでみた。やわらかな口あたり。<br>
　時刻表を見ると、列車の到着が近かったので待つことにした。しばらくすると、ぽっかり開いたトンネルに二つのライトが見えて、二両建てのディーゼル列車が姿を現した。ゆっくりと無人のホームにすべってくる。なんだかタイムスリップした気分。<br>
　岩屋神社に登る。ここは福岡藩四代目藩主の黒田綱政が建立したもので、本殿は国の重要文化財。岩に食い込むように建てられていて、中には菰に包まれた「宝珠石」が神体として祭られている。隕石だという説もあるが……。<br>
　最後は大分県側に出て小鹿田焼の里へ。いつ来ても思うのだけど、ここほど変わらないところはない。十件の窯元が、それぞれ唐臼と水肥場、登り窯を持っていて、何代にもわたって家業として続けている。窯元を一つ一つ訪ねる。飛びカンナや刷毛目の独特な意匠は変わることがない。唐臼が奏でる音と水の調べが快い。ある意味、時代と逆らっているのだが、それが時代を越えて生き残るということを小鹿田の人たちは知っている。<br>
</p>
<br>
<div class="clear"></div>



<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.223/22302.jpg" alt="" width="175" border="0">秋月城跡に残る石段には時代の研磨が見えて味がある。春は桜、秋は紅葉が美しい。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.223/22303.jpg" alt="" width="175" border="0">春の光を反射した川にかかる石橋。ここから山に向かって、城下町秋月がはじまる。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.223/22304.jpg" alt="" width="175" border="0">深い萱拭きが立派な小石原焼の窯元。春の散歩気分で窯元めぐりが出来る。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.223/22305.jpg" alt="" width="175" border="0">筑前岩屋駅にはトンネルから湧く天然の水が。まろやかで美味しいと評判。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.223/22306.jpg" alt="" width="175" border="0">岩屋の棚田の石積みが綺麗。やがて田植がはじまるとさらにいい風景だ。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.223/22307.jpg" alt="" width="175" border="0">岩屋神社は１６９７年の建立。「神体を見たものは目が見えなくなる」という伝え。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.223/22308.jpg" alt="" width="175" border="0">小鹿田（おんた）のあちこちに唐臼がある。水力で石を砕いて陶土を作る昔ながらの風景。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.223/22309.jpg" alt="" width="175" border="0">帰りに日田市街のはずれにある、高瀬川沿いの「琴ひら温泉・山水」の日帰り温泉に。</div>]]></description>
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         <pubDate>Tue, 03 Jun 2008 11:59:38 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>熊本から霧島、九重、小国をすっ飛びドライブ。温泉の味見だ</title>
         <description><![CDATA[<h5>　日帰りドライブスペシャル版として、一泊の温泉ドライブに出た。それも優雅な温泉旅行ではなく、ほとんどが簡易共同温泉の２００円ほど。忙しくも楽しい温泉めぐり。</h5>

<div class="photo_caption_255l">
<IMG src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.222/22216.jpg" alt="" width="370" border="0" height="277"></div>

		<h2><font color="#1e90ff">熊本から霧島、九重、小国を<BR>
すっ飛びドライブ。温泉の味見だ</font></h2>
	<div class=clear></div>
<br>
<p>　会えば温泉の話で盛り上がり、お互い行ったことのある温泉を自慢してたのだが、その温泉マニアの橋本恭一さん（アルカスＳＡＳＥＢＯ）が転勤する。福井に帰る前に九州の温泉を満喫したいと言うので、今回の『日帰りドライブ』は自慢の温泉を披露し合う特集に。だから日帰りとはいかず、一泊して広範囲に回ることになった。<br>
「さあ、いくつの温泉に入れるかな」<br>
　まず橋本さんが行ったことないという熊本県の平山温泉。最近はファミリー相手の立ち寄り湯などが出来て注目を集めているが、もともと古い温泉地。川沿いの老朽化したスレート葺き「平山温泉センター」に入る。熱めの硫化水素泉だ。ほんのり硫黄の香りがするけど無色透明。なにしろ１５０円だから遠来の入湯者が多い。<br>
　「山鹿温泉さくら湯」は大衆浴場という感じ。芝居小屋のような玄関だ。<br>
　夏目漱石の『草枕』に出てくる熊本県小天。そこにある「草枕温泉てんすい」の露天風呂からは、春霞が広がる有明海と普賢岳がぼんやり見えた。<br>
　のんびり入りたいけれどなにしろ急ぐ道中だ。体をリトマス試験紙のように、「少し酸性だね」「ぬるっとしてるよ」とまさに温泉の味見なのだ。<br>
　海辺の日奈久温泉にも立ち寄りたいと迷ったけれど、霧島山系の裾にたくさんある温泉に入らなければと九州自動車道をひとっ飛び。溝辺鹿児島インターで降りると、韓国岳、高千穂峰がその雄姿を見せてきた。「妙見」「案楽」と温泉地を通過して、ようやく橋本さんが勧める穴場に着いた。<br>
　犬飼滝の手前の道に、砂岩で囲った井戸のような温泉がある。この「和気湯」は個人所有で無料、地元の有志が管理している。この地に流された和気清麿が発見したという古い温泉だそうで、岩盤と砂地の底から湧いている。マニアが集う隠れ湯だった。<br>
　そこで会った夫婦からとっておきの情報をキャッチ。国有林を奥深くに青い川があって、流れ全部が硫黄分の温泉だと言う。二人はニヤリとした。<br>
「長湯のラムネ温泉よりも炭酸の泡がすごい、真白になりますよ」<br>
　そう橋本さんが力説するのが「湯之元温泉」。確かに浸かってしばらくすると、泡がびっしり体について真白に。チカチカ刺すように肌が痛い。飲んでみたら甘味のないソーダ水だ。<br>
　宿は「湯之谷温泉」の霧島湯之谷山荘にした。霧島温泉の中心、丸尾から少し山に入った湯治場だ。硫黄泉と炭酸泉（ラムネ）の二種類の源泉がある。<br>
「湯舟が三つあるでしょ。真ん中で二つの湯が混ざってブレンドされるから、三通り楽しめるんですよ」<br>
　朝早く起きて、幻の川に温泉を探しに行く。山道を歩いて、立ち入り禁止と看板がある国有林をさらに進むと、湯けむりが見えてきた。そこに夫妻が教えてくれた「山ヶ城温泉（通称、川湯）」があった。川が地獄状態で、流れる熱湯が水と混じって、ほどよい温度になるところを探すのだ。これぞ温泉の醍醐味。<br>
「やっぱり新湯は行かなけりゃ」<br>
「硫黄の成分がリラックスするよね」<br>
　新燃岳の裾に「新湯」はある。韓国岳登山のときに投湯した。国民宿舎で、立寄り湯は５００円と少し高いけど、まさに温泉らしい硫黄の匂いに包まれる。二人のお勧めスポットだ。<br>
　もっと入りたいけど、阿蘇や九重に詳しい僕としては橋本さんにそっちの温泉も是非入って欲しいのだ。えびの高原を走っていると鹿に出会った。<br>
　えびのインターから高速で北上。阿蘇を抜けて小国へとひた走る。黒川温泉は誰も知る人気スポットだから遠慮して「満願寺温泉」へ。通るたびに入りたいと思っていたのだが、なにしろ県道沿いの川にあるから勇気が必要。興に乗った二人は喜び勇んで入った。湯の外にはフナが泳いでいた。<br>
　先の「日帰りドライブで」見つけたのが、畑の中にある「寺野尾温泉」だ。本来は地元の人の共同温泉なのだけど、誰でも２００円で入湯出来る。<br>
　戦後に湧いた山川温泉。これも地元の共同湯。近くにある「奴留湯温泉」は底に石が敷かれている。温度が低いのでしっかり入らなくては。<br>
　もっと行きたい温泉はあるけど、夕暮れが迫ったので帰途につく。日田に向かう途中で「三日月温泉」の看板を見つけて最後の入浴をした。<br>
　ところで、なぜ僕らはこれほど温泉が好きなのだろう。いや、僕らに限らずどうして日本人は温泉が好きなのか。「自然と一体かする気分ですかねえ」<br>
「大地に抱かれて、胎内回帰するような気になるのかなあ……」<br>
「九州はいろんな泉質の温泉があって素晴らしいよ」<br>
　十六もの温泉に浸かったのだったが、福井に帰った橋本さんは九州の温泉を懐かしんでいるだろうか。<br>
（文・小川照郷）<br>
</p>
<br>
<div class="clear"></div>



<div class="photo_caption_175l">
<IMG src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.222/22201.jpg" alt="" width="175" border="0">１２００年の歴史を持つ平山温泉。とろりとした感触の単純硫黄泉。番台の人がいる昔ながらの<B>「平山温泉センター」</B>は１５０円。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<IMG src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.222/22202.jpg" alt="" width="175" border="0">山鹿市の中心にある<B>「さくら湯」</B>は昔のままに玄関が残されているけど、なかは広い共同浴場のよう。１５０円。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<IMG src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.222/22203.jpg" alt="" width="175" border="0">熊本県の小天温泉の<B>「草枕温泉てんすい」</B>は、サウナもあって５００円。露天風呂からの有明海の眺めが圧巻</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<IMG src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.222/22204.jpg" alt="" width="175" border="0">個人の所有だという<B>「和気湯」</B>が解放されている。タダ。もちろん混浴だし、道端にあるので、入るには勇気も少しいるけど。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<IMG src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.222/22205.jpg" alt="" width="175" border="0"><B>「湯之元温泉」</B>の炭酸はすごい。冷たい湯にしばらく浸かると、全身に泡がついて真白に。サウナもあって４００円</div>
<div class="photo_caption_175l">
<IMG src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.222/22206.jpg" alt="" width="175" border="0"><B>「湯之谷温泉」</B>の山荘は素泊り４５００円。硫黄泉と炭酸泉（ラムネ）の二種類が湧いている。露天風呂もある。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<IMG src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.222/22207.jpg" alt="" width="175" border="0">国有林のある谷を流れる川に湧いている、<B>「山ヶ城温泉」</B>。川湯とも呼ばれているようだ。自然の中だからもちろん無料。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<IMG src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.222/22208.jpg" alt="" width="175" border="0">霧島温泉の新湯に登る途中の道沿い、林の中に、<B>「目の湯」</B>と呼ばれる<B>「岩風呂」</B>が。一番古い温泉だそうで、勿論タダ。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<IMG src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.222/22209.jpg" alt="" width="175" border="0"><B>「新湯」</B>は新燃岳の山裾にある、国民宿舎新燃荘にある。硫化水素泉の青い湯で、入浴料は５００円。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<IMG src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.222/22210.jpg" alt="" width="175" border="0">えびの高原を下る途中にある<B>「白鳥温泉」</B>。露天風呂からの眺めは雄大だ。蒸気温泉がいいという。３００円。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<IMG src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.222/22211.jpg" alt="" width="175" border="0"><B>「満願寺温泉」</B>の川の中にある共同湯。３００円。川沿いの県道に車が通って勇気がいるけど、魚といっしょの気分がいい。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<IMG src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.222/22212.jpg" alt="" width="175" border="0"><B>「寺尾野温泉」</B>の薬師湯は村人の共同浴場だろうけど、１００円で旅人もＯＫ。集落の外れにあって隠れ湯発見という感じ。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<IMG src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.222/22213.jpg" alt="" width="175" border="0">昭和31年に村で井戸を掘っていたら温泉が出たという<B>「山川温泉」</B>。住民の共同浴場は２００円。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<IMG src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.222/22214.jpg" alt="" width="175" border="0">小国の北里に近い<B>「奴留湯温泉」</B>はぬるい湯だ。じっくり入らないといけない。底には石が敷かれてある。２００円。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<IMG src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.222/22215.jpg" alt="" width="175" border="0">玖珠町の<B>「三日月の滝温泉」</B>は滝のある公園の中にある。３００円。</div>]]></description>
         <link>http://www.lifesasebo.com/sasebo-drive/2008/05/post_26.php</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Mon, 12 May 2008 16:17:42 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>大島大橋をわたって大島、崎戸島、御床島に。水ぬるむ春の海だ</title>
         <description><![CDATA[<h5>　いまは合併で西海市の一部となって、造船と石炭と漁業とさまざまな顔を持っていた三つの島だが、いまそこに溢れているのは自然ばかり。
</h5>

<div class="photo_caption_255l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.221/22101.jpg" alt="" width="255" border="0">全長２６０メートルのウォーターデッキステーション。杉の木で作られた散歩道が、海の上に突き出している。ただ、それだけのこと。</div>

		<h2><font color="#1e90ff">大島大橋をわたって大島、崎戸島、<br>
御床島に。水ぬるむ春の海だ</font></h2>
	<div class=clear></div>

<p>
　海の色を映したような大島大橋。かつてはフェリーで渡っていたのだが、念願の橋が架かって便利になった。だけどなんだか旅情が消えたようで、旅人として味気ない。わざわざ船で渡るという非日常があったのに。<br>
　開通当時は７００円だったが、いまは３００円。渡るとすぐにオーベルジュ「あかだま」という看板が見える。そこでランチする予定で、まずは島の散策だ。渡る前から見えていたのが、「大島造船所」のクレーン群。いま造船の島として賑わっている。迎賓館も兼ねた「大島アイランドホテル」が入江の岬に佇んでいる。<br>
　いまが旬なのは魚ではなく「大島トマト」。小ぶりだがしっかりした味が人気で、いまやブランド化している。ホテルの直営農場で「大島トマト狩り」が出来ますよ。<br>
　大島の西の端の斜面に太田尾の集落があり、その高台には白い「太田尾カトリック教会」がある。昭和４年建立と比較的新しいけれど、いまも信仰が暮らしに生きているのを感じさせる。玄関に立つ石像二体が珍しい。<br>
　崎戸島は江戸時代には捕鯨、明治から昭和までは炭坑の町として栄えてきた。コンクリート棟がその残骸をあちこちに残している。崎戸歴史民俗資料館ではジオラマで当時の繁栄がうかがえる。「地の群れ」などで小説家として知られる井上光晴氏は、この炭坑での経験が文学を生んだといえそうだ。<br>
　どこの海も透明で驚くほど綺麗だけど、２６０ｍの長さで海に突き出している「ウォーターデッキ」は、まさに海の上の散歩道。ここから見る落日は最高だというけれど……。<br>
　お腹がすいたので「あかだま」に戻る。林の中にあるオーベルジュ。こんな田舎にちゃんとしたフランス料理があるはずないと侮ることなかれ。<br>
　海水浴が出来るアメリカ直輸入のトレーラーハウス10棟を並べた「さきとＲＶ村」や、夏にはベッコウトンボが飛ぶ「とんぼ池」など自然がいっぱい。釣りだけでなく家族でスローライフが楽しめる島なのだ。<br>
　崎戸島の先にあるのが御床島。この小さな島は漁業を中心としていて、古くから民宿やペンションがあった。丘の上には国民宿舎を改修した、崎戸観光グランドホテル「咲き都」がある。ロビーからは一面に広がる海が望める。ラドン温泉があったので入ってみた。実にのんびりとしていい湯だ。<br>
　何日か滞在して読書などで過ごすのがよさそうだ。椿の林を岬の先端まで散歩してみた。すると丸い展望台があって、その先は五島灘が広がる。夕暮れにはドライブの恋人たちが海に沈む夕陽を見にくるだろう。<br>
</p>
<br>
<div class="clear"></div>



<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.221/22102.jpg" alt="" width="175" border="0">平成11年11月11日11時11分11秒に、大島大橋が開通した。いま通行料は３００円。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.221/22103.jpg" alt="" width="175" border="0">大島アイランドホテルで旬の大島トマトが食べられる。大島トマトかき揚げ丼（１，０５０円）</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.221/22104.jpg" alt="" width="175" border="0">太田尾カトリック教会は斜面の高台にある、白い天主堂だ。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.221/22105.jpg" alt="" width="175" border="0">オーベルジュ「あかだま」の庭先には、ミモザの花が咲いていた。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.221/22106.jpg" alt="" width="175" border="0">炭坑全盛だった頃の面影をあちこちに見ることが出来る崎戸、大島だ。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.221/22107.jpg" alt="" width="175" border="0">御床島の展望台から見えるのは青い海と夕陽と永遠だ。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.221/22108.jpg" alt="" width="175" border="0">歴史民俗資料館は観覧無料。一階に「井上光晴文学館」が併設されている。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.221/22109.jpg" alt="" width="175" border="0">「咲き都」のラドン温泉につかって、果てなく広がる海を眺めてみませんか。</div>]]></description>
         <link>http://www.lifesasebo.com/sasebo-drive/2008/04/post_25.php</link>
         <guid>http://www.lifesasebo.com/sasebo-drive/2008/04/post_25.php</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Fri, 11 Apr 2008 21:42:10 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>焼物のまち・有田をそぞろ歩く古い商家の町並、トンパイ塀の小道</title>
         <description><![CDATA[<h5>　あまりに近いから旅気分は期待できないと思って来たけど、なかなか風情ある町だ。路地を歩くと小さな工房や古い商家があって、トンパイ塀の落着きがどこか遠くの町に来たような気にさせる。有田は世界が注目した焼き物の町である。
</h5>

<div class="photo_caption_255l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.220/22001.jpg" alt="" width="255" border="0">トンパイとは登り窯を壊した後に出る耐火煉瓦やトチンなどの廃材のこと。それを昔の人はうまく利用して、味のある塀にしたてた。有田のあちこちに、焼物の里ならではの風情を残した路地風景がある。</div>

		<h2><font color="#1e90ff">焼物のまち・有田をそぞろ歩く<br>
古い商家の町並、トンパイ塀の小道</font></h2>
	<div class=clear></div>

<p>
　佐世保から行くとつい高速道を行くから通過しなかったり、通ってもバイパスを利用したりと、こんなに近い隣の町なのになんだか遠い気分。日帰りドライブも近いとあまり気がはいらなくてだらけてしまうから、今回は車を降りて、散歩を楽しむことにした。<br>
　最初に立ち寄ったのは、佐賀県立九州陶磁文化館。ここに来ると有田焼の全貌が判る。ヨーロッパの貴族たちに喜ばれ、長崎の出島から多量に輸出された。人間国宝や文化勲章受章者、また地元作家の優れた現代作品も展示されている。地下にある「柴田コレクション」は個人が集めた染付や古伊万里が驚く量で陳列されている。有田焼の魅力を堪能するところだ。<br>
　有田の町の中心、札の辻あたりで車を降りた。また勉強のつもりで有田陶磁美術館を訪れる。すぐに目についたのは、職人尽くしの大皿だ。有田焼が造られる工程が呉須で丁寧に描かれたもので、世界に二枚しかない。これと絵柄が似たもう一枚の職人尽くしは大英博物館に所蔵。小さな美術館だけど、石造りの古い倉庫を利用した味のある建物だ。<br>
　その横あいからトンパイ塀の小道が続いている。ゆっくりと散歩をお勧め。「トンパイ」とは、昔の窯を壊した後のレンガやトチンを利用した、まさにリサイクル。自然の釉薬が見事な飴色に焼きついて、なにげない路地の風景が心を落ち着かせてくれる。二十分ほど歩くと、大きな銀杏が見えてきた。樹齢１０００年という。秋には見事な黄金世界をつくりだす。<br>
　このあたりは泉山地区で、朝鮮の役で連れてこられた李参平によって白磁鉱が発見されたところ。天草石が使われるようになるまで、ここの石から無数の古伊万里の名品が生み出されたのだ。<br>
　元の場所に戻って『陶祖神社』に行った。階段を上ると参道を鉄道が横切っていて驚く。そして急な階段を上ってさらに驚かされた。鳥居も狛犬も染付磁器で作られているのだ。<br>
　だいぶ歩いたしお腹もすいたので、有田ダムを通って竜門に向うことにする。ダムの湖畔をめぐる道沿いには桜並木が。春になると見事な美しさを見せるだろう。<br>
　黒髪山への登山口でもある竜門峡。ここにも桜の名所の竜門ダムがある。そのダムの上と下に鯉料理の料亭がある。元祖をうたう料亭の「龍水亭」と、離れが林の中にある「龍泉荘」。食べなれない鯉料理だが、辛い酢味噌で食べる鯉の洗いはあっさりして美味だった。<br>
</p>
<br>
<div class="clear"></div>



<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.220/22002.jpg" alt="" width="175" border="0">佐賀県立九州陶磁器文化館は無料なので、ぜひ訪ねて欲しい。有田がいかにすごい町か知る。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.220/22003.jpg" alt="" width="175" border="0">有田焼の祖は李参平と言われ、陶祖として祭られている。磁器で出来た鳥居は珍しい。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.220/22004.jpg" alt="" width="175" border="0">有田の中心、札の辻にある陶磁美術館。古い石づくりの倉庫を利用して作られている。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.220/22005.jpg" alt="" width="175" border="0">蔵づくりの商家が並んだ本通り。後世に残すべき重要伝統的建造物保存地区だ。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.220/22006.jpg" alt="" width="175" border="0">樹齢１０００年の大公孫樹は国指定の天然記念物。高さ40ｍ、秋の色づきは見事だ。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.220/22007.jpg" alt="" width="175" border="0">泉山の磁鉱石が発見されたことで、有田は磁器生産日本一の町となった。国指定史跡。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.220/22008.jpg" alt="" width="175" border="0">「黒髪山の大蛇退治」の伝説ある有田ダム。「秘色（ひそく）の湖」とうたわれた。美しいダム湖。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.220/22009.jpg" alt="" width="175" border="0">竜門ダムの傍にある鯉料理の店で、辛子みそで食べた鯉の洗いは美味だった。</div>]]></description>
         <link>http://www.lifesasebo.com/sasebo-drive/2008/03/post_24.php</link>
         <guid>http://www.lifesasebo.com/sasebo-drive/2008/03/post_24.php</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Fri, 07 Mar 2008 18:46:55 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>昔の風景があちこちに残る佐賀・神崎次郎物語から弥生の吉野ケ里まで</title>
         <description><![CDATA[<h5>　佐世保人のたいがいは佐賀出身だ。明治期の文学者吉田弦二郎も神崎の生まれで、この広々とした田園と山が迫った風景は、どこか佐世保と繋がっている。
</h5>

<div class="photo_caption_255l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.219/21901.jpg" alt="" width="255" border="0">卑弥呼が住んだ邪馬台国か、と発見当初は大騒ぎ。佐賀平野の小高いところにある弥生時代の環濠集落の跡だ。半地下式の住居に入ってみると、弥生人になったような気分。</div>

		<h2><font color="#1e90ff">昔の風景があちこちに残る佐賀・神崎<br>
次郎物語から弥生の吉野ケ里まで</font></h2>
	<div class=clear></div>

<p>
『白鳥蘆花に入る』<br>
　一面に咲く蘆（アシ）の花の中に白鳥が舞い込む。姿は没するけど、その羽ばたきで起こった蘆花の波は無限に広がって美しい。下村湖人が好んで使った言葉である。それは教育者でもあった下村の生き方そのもの。<br>
　『次郎物語』の作者である下村湖人は、佐賀の神埼郡に生まれた。生家が保存され、腕白だった次郎少年が遊んだままの風景が、まだあちこちに残る。家の脇にある水草を浮かべたクリークはその名残だろう。<br>
　神崎は筑後川から背振山まで南北に細長い行政区域だ。田園風景が広がる南部から、少し上ると、『横武クリーク公園』がある。コの字型の屋根をした『くど造り』民家が再現されて、昔の暮らしを垣間見ることができる。周りをめぐるクリークにはフナを釣る人の姿も。実にのんびりとした風景だ。秋にはハンギーという木製のたらいに乗った菱の実採りが行われる。<br>
　今回のドライブの中心はやはり『吉野ヶ里遺跡』だろうが、その前に山間の、神崎の里を訪ねた。ここはソーメン造りで有名。背振山からの流れを利用して、水車でゴトンゴトンと砕いていた。その名残を見る『水車の里』の奥には、『梅の花』の豆腐工房があって、無農薬野菜を使ったレストランや、レトロな雑貨屋風な店が新しく出来ていた。その傍にある『白角折（おしとり）神社』には樹齢１０００年といわれる大楠が見事な枝を張っていた。<br>
　新年の初詣は『仁比山神社』はいかが。緑が深い静かな神社で、境内には見ザル言わザル聞かザルの像が。参道の脇にある『九年庵』は秋には紅葉の名所として大賑わいだ。<br>
　神社の下に『仁比山公園』があり、城原川に木製の素敵なデザインの橋が。<br>
　昼食は渓流を望みながら名産のソーメンを食べた。清流と山のひんやりした空気が美味しいソーメンを作る。のどごし爽やか。<br>
　さて、目的の『吉野ヶ里歴史公園』へ。発堀当初たびたび来ていたけど、あの興奮が収まって改めて見ると、さま変わりに驚く。茅葺の竪穴式住居や櫓や館が再現され、まるで弥生時代のテーマパークだ。タイムスリップした気分にはなって教えられるものはあるのだが、驚きと発見がない。気づいたことは、住まいの形は二千年前もあまり変わってないということ。生活も農具も戦前とほぼ似たようなもの。それに比べて、この半世紀の変化はすごい。時代は加速度で変化していく。<br>
　佐賀平野のあちこちに昔の暮らしを感じたドライブだ。<br>
</p>
<br>
<div class="clear"></div>



<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.219/21902.jpg" alt="" width="175" border="0">小説「次郎物語」はこの佐賀平野の風景から生まれた。下村湖人の生家が残されている。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.219/21903.jpg" alt="" width="175" border="0">秋にはびっしりと菱が実るクリーク。横武クリーク公園はのんびり散歩に最適。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.219/21904.jpg" alt="" width="175" border="0">長い歴史を持つ神崎ソーメン。渓流を眺めながら「百年庵」でツルツル。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.219/21905.jpg" alt="" width="175" border="0">仁比山公園にある木製のトラス橋（愛逢橋）はユニーク。水が温むと河原遊びも。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.219/21906.jpg" alt="" width="175" border="0">山門に仁王像がある、仁比山神社。境内には巨木が茂って、春は新緑、秋は紅葉を楽しめる。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.219/21907.jpg" alt="" width="175" border="0">白角折（おしとり）神社の境内には樹齢１００0年、高さ22ｍ、根回り29ｍ。見事な枝ぶりだ。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.219/21908.jpg" alt="" width="175" border="0">水車の里遊学館から川を隔てて、自然食をテーマにした憩いどころが。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.219/21909.jpg" alt="" width="175" border="0">吉野ヶ里の再現された塔の中に、弥生時代の支配者たちがジオラマで再現。</div>
]]></description>
         <link>http://www.lifesasebo.com/sasebo-drive/2008/02/post_23.php</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Wed, 06 Feb 2008 12:26:01 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>クリスマスの季節、教会のある風景を求めて西彼杵半島の西海岸をドライブした</title>
         <description><![CDATA[<h5>　　やっぱり12月はなんだかクリスマスをイメージするなあ。見慣れた西彼杵半島の風景だけど、ここは日本のキリシタン文化を語るときには、注目すべき場所。世界遺産登録の話題もあることだし、教会のある風景を求めて行ったよ。
</h5>

<div class="photo_caption_255l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.218/1201.jpg" alt="" width="255" border="0">長崎市に編入された外海の大野にある「大野教会」。平屋建て瓦葺の建物で和風なのだが、よく見ると壁はぜんぶ玄武岩を石灰モルタルで積み上げたもの。屋根の先端には石灰モルタルで十字架が配されている。ドロ神父によって明治26年（１８９３）に建てられた。</div>

		<h2><font color="#1e90ff">クリスマスの季節、教会のある風景を求めて<br>
西彼杵半島の西海岸をドライブした</font></h2>
	<div class=clear></div>

<p>
　今回の合併で生まれた西海市。およそ市というイメージには遠い田舎の風景が連続している。この一帯は日本のキリシタン文化にとって、メッカのような所。世界遺産登録の候補や、それに関する史跡があちこちにある。<br>
　横瀬浦から旅を始めた。万桟桟橋から十五分ほどで行く横瀬だが、ここはアルメイダによって、ポルトガル船の寄港地となった港町。「日本史」を書いたルイス・フロイスが上陸し、大村純忠は教会を建てた。名残の地がいまは公園になっていている。<br>
　冬が始まり、面高の海岸では、この地方ならではの「ゆで干し大根」づくりが真っ最中。切ってゆでた大根が網棚で干される。雪が積もったように白い。この時期に海から吹いてくる風が、このゆで干し大根づくりには欠かせない。<br>
　２０２号線を南下して雪浦へ。小さな町だが絵描きやものづくりをする人が住み、自然食品を扱う雑貨店がある。「雪浦ウィーク」の時期には賑わいを見せる。先にライフさせぼで紹介した川添酢屋はここにある。<br>
　天正遺欧使節の一人、中浦ジュリアンが生まれたのもこの西海市。中浦の海を望んだ斜面地に記念公園がある。こんな片田舎から少年は遥かローマを目指したのだ……。<br>
　『大野教会』は、フランス人マルコ・マリ・ド・ロ神父の設計と監理で建てられたもの。地元の玄武岩を石灰モルタルで積み上げた壁（ド・ロ壁）の風景が実にいい。いまは使われていない小さな教会だが、洋風トラスト建築とあいまって実に趣きのある建物で、これも世界遺産の登録候補だ。<br>
　一番の目的は外海の『出津教会』とド・ロ神父の記念館。この辺りの風景は、なんだか不思議な感じがする。それを感じるため、車を降りて、教会までの坂道をそぞろ散歩することを勧めたい。<br>
　『遠藤周作文学館』はいつ行っても、心が落ち着くところだ。文学に対する遠藤周作の真摯な姿勢を感じさせる。そして、家族が彼の文学世界を後世に残す所として、この地を選んだ意味もよく判る。代表作『沈黙』はこの風景の中から生まれたのだ。<br>
　ランチは記念館の脇に出来た『道の駅夕陽が丘そとめ』で。ヴァイキングは地元の味がいっぱいで１２００円。<br>
　最後に訪ねたのは『枯松神社』。寂しい雑木林の中は、潜伏キリシタンたちが集まって密かにオラショを唱えた聖地だ。禁教令以後のキリシタン信仰は、日本の自然信仰や仏教と混在して、独自のものに変容した。<br>
　西海岸に沿って国道２０２号線を下ったドライブは、角力灘に沈む夕陽で終わり。メリークリスマス！<br>
</p>
<br>
<div class="clear"></div>



<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.218/1202.jpg" alt="" width="175" border="0">横瀬浦はポルトガル船が寄港した歴史を持つ。その名残は公園になっているに過ぎないが。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.218/1203.jpg" alt="" width="175" border="0">面高の海岸には青いネットの棚が並ぶ。ゆで干し大根を冷たい海風に干している。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.218/1204.jpg" alt="" width="175" border="0">中浦ジュリアンが生まれた場所。天正少年使節の夢が、彼が指さす角力灘の向こうに広がる。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.218/1205.jpg" alt="" width="175" border="0">いまは使われてない「大野教会」だけど、石を積み重ねて作った工法がなぜか懐かしい。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.218/1206.jpg" alt="" width="175" border="0">ドロ神父が作った『出津教会』。教会に続く小道を歩くと、信仰の時代が蘇ってくるような……。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.218/1207.jpg" alt="" width="175" border="0">海を望んで建つ「遠藤周作文学館」。小説「沈黙」に描いた風景が広がって……。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.218/1208.jpg" alt="" width="175" border="0">「道の駅夕陽が丘そとめ」は遠藤周作文学館の隣に。バイキング方式で家庭料理が。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.218/1209.jpg" alt="" width="175" border="0">「枯松神社」は潜伏キリシタンたちが集った聖地。神社信仰に変容した、この地方独自のもの。</div>]]></description>
         <link>http://www.lifesasebo.com/sasebo-drive/2008/01/post_22.php</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Sat, 19 Jan 2008 16:10:02 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>身納連山の裾にひろがる、うきは市萱葺きと白壁、新鮮でクラシックな風景</title>
         <description><![CDATA[<h5>　うきは市は、市というイメージはまるでない。中心部の吉井町でさえも白壁の蔵づくり。山に近い浮羽町はまるで落ち着いた村の佇まいをみせる。深まりゆく秋が奏でるクラシック音楽を聴くような……。
</h5>

<div class="photo_caption_255l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.217/1101.jpg" alt="" width="255" border="0">国の重要文化財に指定されている『くど造りの平川家住宅』は三百年の歳月を経たいまも現役。その堂々たるたたずまいは、この山里にこそ似合っている。葺き替えられたばかりだが、やがて馴染んだ風景になっていくだろう。</div>

		<h2><font color="#1e90ff">身納連山の裾にひろがる、うきは市<br>
萱葺きと白壁、新鮮でクラシックな風景</font></h2>
	<div class=clear></div>

<p>
　すっかり秋になった。あちこちに実りの風景がある。柿の里として知られる杷木。そのインターで降りて、筑後川を渡ってうきは市に。合併で吉井町を中心にして浮羽郡が一つの市となった。まず、合所ダムの奥の、注連原に行こう。<br>
　この風景が好きで何度か来ている。姫治小学校を過ぎて左に折れると、棚田百選に選ばれた『つづら棚田』の風景が広がる。彼岸花が畦に咲くときはさぞや奇麗だろうな。道を戻って先に進むと、国指定の『平川家』が川の向こうに見える。萱葺き屋根を三つ並べた大規模な『くど造り』で、三百年近い古さだという。最近葺き替えられたのだが、まだ生活の場として現役の農家だ。障子を貼った潜り戸のような入口が、なんだかワビた茶室を思わせる。<br>
　注連原の一番はずれにあるのが、手づくりハムの「イビザ」。スペイン好きの絵描きのオーナーが、窯も建物も手づくりしたもの。自然石を積んだレストランで、生ハムのアラカルトをランチに食べた。暖炉の火がチカチカ燃えて落ち着くなあ。<br>
　少しもどって、音楽館『森の家』でコーヒーブレイクをした。ここはほんとに驚くよ。ただの喫茶店ではなく店全体がスピーカーなのだから。すなわちオーディオセットの中でコーヒーを飲む感じ。シンフォニーが心まで震わせて響きわたる……。
　旧吉井町に戻る。いま映画「三丁目の夕日」が話題だけど、この町全体がそんな感じ。古い蔵の商家がうまく古美術商や雑貨屋になって、いまに生きてるノスタルジックな佇まいを見せている。小さな美術館があちこちにあって、散策するのが楽しい。今回の新発見は、『四月の魚』という名前の古道具さん。オーナーの針金細工だけでなく、「三丁目の夕日」の時代を思わせる懐かしい道具がぽちぽちと。なんとも心が落ち着く店なのである。<br>
　町の中を巨瀬川の疎水が流れている。その水の風景も心和む。子どもたちが町角のあちこちに座って、画板に向かってスケッチしていた。先生に導かれた幼稚園児たちの行列も、どれもが絵になる吉井の町並みである。<br>
　耳納連山の裾には果実畑が広がっているのだけど、その中にある古い民家を再生して、雑貨屋や喫茶店、和菓子屋など、新しい装いで可愛い雰囲気が出現している。和菓子『葡萄家』できんつばをお土産に買って、その上にある『cafeたねの隣り』であんみつを。まったくメタボになっちゃう誘惑だ。<br>
　福岡からもドライブにはほどよい距離で、佐世保からも一時間半ぐらい。自然に溶け込んだうきは市は、これからもっと旅人を集めそうだなあ。<br>
</p>
<br>
<div class="clear"></div>



<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.217/1102.jpg" alt="" width="175" border="0">鏝絵は大分県の古い家によく見かけるけど、注連原にもあった。鶴亀とお目出度い。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.217/1103.jpg" alt="" width="175" border="0">つづら棚田は日本棚田百選に選ばれていて、秋の彼岸花の頃が一番にぎわう。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.217/1104.jpg" alt="" width="175" border="0">『イビザ』はスペインの島。そのハムを山の中で自家製造。天井には燻製ハムが下がってる。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.217/1105.jpg" alt="" width="175" border="0">音楽館「森の家」には直径２メートルのスピーカーが二つ。迷いのない音がコーヒーを美味しくする。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.217/1106.jpg" alt="" width="175" border="0">吉井町は商業で栄えた蔵の町。落ち着いた佇まいは決して過去の風景ではない。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.217/1107.jpg" alt="" width="175" border="0">古道具屋と雑貨屋の「四月の魚」。ユニークなのは名前だけではありません。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.217/1108.jpg" alt="" width="175" border="0">園児たちが先生に連れられて帰る日常風景が、なんとも吉井らしくてパチリ。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.217/1109.jpg" alt="" width="175" border="0">果実畑の上にある古い民家が改装されて、お洒落な店に生まれ変わって面白い。</div>]]></description>
         <link>http://www.lifesasebo.com/sasebo-drive/2007/12/post_21.php</link>
         <guid>http://www.lifesasebo.com/sasebo-drive/2007/12/post_21.php</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Sat, 08 Dec 2007 16:01:31 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>秋の九重の山裾に、温泉を探してドライブ出来れば簡易共同浴場などがいいな</title>
         <description><![CDATA[<h5>　夏の疲れはやっぱり心も身体もほぐしてくれる温泉だな。それも有名なところじゃなく、あちこち当てなく走って、まだ入ったことのない湯を探し……。
</h5>

<div class="photo_caption_255l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.216/1001.jpg" alt="" width="255" border="0">ファームロードの下に広がるのは、寺尾野の里。見事な曲線を描く昔のままの田んぼがアートだ。その風景の中に、寺尾野温泉薬師湯の建物を探せ！</div>

		<h2><font color="#1e90ff">秋の九重の山裾に、温泉を探してドライブ<br>
出来れば簡易共同浴場などがいいな</font></h2>
	<div class=clear></div>

<p>
　というわけで、大分自動車道を走り、玖珠インターで降りる。そこから国道３８７号線を上って行く。『壁湯』は前にも来て気に入ったところ。道の左側に一軒、旅館「福元屋」がある。川沿いの崖を掘った湯舟。奥の方にあるのは簡易共同湯で、料金箱があって自由に入れる。手前にあるのは福元屋のもので、壁湯だけなら２００円で入れる。まさに川沿いの野趣味溢れるもの。湯舟の底は大きな自然岩だ。<br>
　宝泉寺温泉の家並みを眺めながら更に進むと、『川底』がある。見るからに古そうな旅館『蛍川荘』で、何度か通るたびに立ち寄りたいと思っていたので今回は挑戦。入って驚いた。これぞ江戸時代の温泉という感じだ。丸い川石を敷き詰めた三つの湯舟がある。それぞれ温度が違って、奥に行くほど熱い。鄙びた風情がなんだか嬉しい。<br>
　道は更に上り、県境を越えて熊本県に入る途中でファームロードを走り、山間を抜ける。『守護陣温泉』というサインを見つけて細い道を辿った。昨年出来たばかりの立ち寄り湯、15ある家族湯の棟が杉林の際に並んでいた。<br>
　ファームロードを更に進んでいると、カーナビに『寺尾野温泉』と浮き出てきた。どこにも温泉らしき風景ないのにと訝りながらナビの通り進むと、小さな集落に突き当たった。ここが寺尾野らしいが、まったくの山里で温泉の風情はない。稲刈りを待つ棚田が黄金色に波つばかりだ。田んぼの奥に、どうもそれらしき一軒家を見つけて、半信半疑で近寄ってみると、『薬師湯』の看板が上がっていた。もちろん無人だ。恐る恐る覗くと、青いタイルで出来た湯舟がある。２００円と料金表示も。これは地元の人たちの共同温泉で、旅人もどうぞ、ということらしい。<br>
　旅の面白みは発見なのだが、まさにこれは秘境の湯を絵に描いたもの。道を戻ると、橋の下に絵のような山里の風景が広がり、そこにポツンと隠れるように『寺尾野温泉』があった。<br>
　それから国道４４２に出て黒川温泉を通るのだが、今回はパス。瀬ノ本高原を過ぎてまっすぐと、久住山の南の山裾を走る。久住山の裾には白濁した『赤川温泉』もある。<br>
　写真でよく見かける『レゾネイトクラブくじゅう』を、今回のドライブの終着にしようと車を進めると、まさに絵のような高原リゾート。ここの立ち寄り湯は５００円。建物の背景には雲を被った勇壮な久住山があった。<br>
　帰途について走っていると、『納池公園』という看板を見かけ、軽い気持ちで立ち寄ったのだが、これがまた発見の喜び。神社の古木が聳え、室町時代の様式という湧水の川が、清流をゆるやかに流していた。傾いた陽が、静かな時間を流れに浮かべていた。<br>
</p>
<br>
<div class="clear"></div>



<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.216/1002.jpg" alt="" width="175" border="0">壁湯は野趣味がある。繰りぬいた岩壁から温泉が湧いて、湯舟の外はすぐ川。入浴料２００円。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.216/1003.jpg" alt="" width="175" border="0">川底温泉は『蛍川荘』一軒だけ。湯量たっぷりの江戸時代の温泉だ。入浴料５００円。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.216/1004.jpg" alt="" width="175" border="0">辺鄙なところにある『守護陣温泉』は全部家族湯で利用料1500円。5人で入ると300円。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.216/1005.jpg" alt="" width="175" border="0">寺尾野温泉はまさに隠れ湯。硫黄の香りがプンとして、入浴料２００円。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.216/1006.jpg" alt="" width="175" border="0">山並みをぬって走る国道４４２号線。まさにドライブ最適。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.216/1007.jpg" alt="" width="175" border="0">久住山の山裾にある「あざみ台展望台」からは阿蘇の山々が展望できる。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.216/1008.jpg" alt="" width="175" border="0">レゾネイトクラブくじゅうは久住山を背後にするリゾートホテル。ここの湯も５００円で利用できる。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.216/1009.jpg" alt="" width="175" border="0">納池公園は室町末期、この地を納めた豪族が造った。スギ、タブ、カシの古木と湧水池が凄い。</div>]]></description>
         <link>http://www.lifesasebo.com/sasebo-drive/2007/11/post_20.php</link>
         <guid>http://www.lifesasebo.com/sasebo-drive/2007/11/post_20.php</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Fri, 09 Nov 2007 11:39:51 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ただ海沿いの道を、大村から多良見まで走ったら、キリシタンの歴史が見えてきた</title>
         <description><![CDATA[<h5>　西彼杵半島の大村湾沿いをドライブすることはあるけれど、普通は中々走らない大村から多良見のかけての海沿いの道を今回はゆっくり走ってみた。
</h5>

<div class="photo_caption_255l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.215/0901.jpg" alt="" width="255" border="0">なんでもない大村湾に望む風景。こんな優しい景色がどこにもあって、道沿いにはいくつもの食事処や喫茶店があって、のんびり走るだけで楽しい。</div>

		<h2><font color="#1e90ff">ただ海沿いの道を、大村から多良見まで<br>
走ったら、キリシタンの歴史が見えてきた</font></h2>
	<div class=clear></div>

<p>
　長崎に行くとき、最近は長崎自動車道を使うことが多く、一般の国道さえ通らない。とくに大村から諫早にかけては鈴田峠の道も最近は通らないのだが、もっとローカルな道を楽しもうと、岩松駅の手前から左に折れて線路を越え、海岸沿いを走ってみることにした。この道のあちこちにはフランス料理の店や、手打ちの蕎麦処、お洒落な和食茶房などがあって、ちょっとしたドライブ気分を味わえるのだ。<br>
　まず車を止めたのは、『鈴田牢』としてキリシタンの歴史に名高い史跡。驚くほど狭い場所に、何人もの宣教師が閉じ込められ殉教している。<br>
　青い海と空を背景に立つ十字架を後にして車を進めると、『日岳公園』というサインが誘うので、どんな公園かと山の方にハンドルを切った。ぐるぐると上り切ったところは３６０度のパノラマ。長崎空港が眼下に望めた。<br>
　道がカーブするたびに大村湾の風景が変わって面白い道だ。緑の田園と青い海のコントラストと、なんでもない風景だが心を和ませる。<br>
　道はやがて西諫早のところで国道34号線に出た。諫早市街に立ち寄ってみよう。まず、眼鏡橋がある諫早公園に行く。天保十年（１８９９）に建設されたという眼鏡橋は、昭和三十二年の諫早大水害を機に、この地に移されている。石橋では日本最初の重要文化財に指定されている。<br>
　その背後の小高い丘が高城址。城跡はまったくないけど、樹齢６００〜１０００年のクスノキの巨木が頂きに繁っている。階段の途中に『伊藤静雄』の文学碑があった。諫早で生まれた伊藤静雄は、萩原朔太郎に「日本にまだ一人、詩人が残っていた」と賞賛された日本浪漫派の詩人として名高い。<br>
　もう一人、諫早の作家の文学碑が近くにある。それは「草のつるぎ」で芥川賞を受けた『野呂邦暢』。この土地をこよなく愛した作家だ。
　国道２０７号線に入って、多良見へとまた海岸に沿って走る。途中にある『のぞみ公園』から見る景色は素晴らしい。ひろびろした芝生があって子どもが喜びそうな遊戯施設がある。車を止め、芝生の寝転がって、海と空の青をいっぱい胸に吸い込んだ。<br>
　そしてドライブの終点は、最近発見された『千々石ミゲル』の墓だ。長崎本線のガードを潜ったミカン畑に、大きな墓が一基ある。千々石ミゲルは天正少年遺欧使節の四人の内で、一人だけキリスト教を止めて武士に戻った男。その後にどんな人生を送ったのか、まったく謎のままだった。<br>
　この多良見の地は武士になった彼が与えられた土地だという。緑いっぱいの風景に立つ自然石が、歴史の深い悲しみを物語る。<br>
</p>
<br>
<div class="clear"></div>



<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.215/0902.jpg" alt="" width="175" border="0">禁教令の後、長崎で捕まえられた宣教師たちが閉じ込められた『鈴田牢』の跡。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.215/0903.jpg" alt="" width="175" border="0">緩やかに海と繋がっているような地形だ。カヤックの基地もあった。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.215/0904.jpg" alt="" width="175" border="0">日岳公園の頂からは長崎空港など３６０度の大パノラマだ。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.215/0905.jpg" alt="" width="175" border="0">のぞみ公園には子どもたちが遊ぶ遊戯施設があって、ゆったり楽しめそう。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.215/0906.jpg" alt="" width="175" border="0">裏に「玄蕃」と息子の名が刻まれている『千々石ミゲル』の墓。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.215/0907.jpg" alt="" width="175" border="0">諫早公園に移された『眼鏡橋』は、石橋として日本で最初の重要文化財指定だ。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.215/0908.jpg" alt="" width="175" border="0">高城址にある大楠。諌早氏の墓所である「天祐寺」が山裾にある。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.215/0909.jpg" alt="" width="175" border="0">「草のつるぎ」で芥川賞を受けた野呂邦暢の文学碑。この地をこよなく愛した作品を残す。</div>]]></description>
         <link>http://www.lifesasebo.com/sasebo-drive/2007/10/post_19.php</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Sat, 13 Oct 2007 15:33:50 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>鹿北町なんて知ってる？旅では行かないよ穴場を探して走ったら、平山温泉を発見！</title>
         <description><![CDATA[<h5>　　前に行ったドライブで熊本県鹿北町に面白い滝があったと記憶してたので行ったら、大雨の後で凄かった。自然はいっぱいでいいけど、記事ネタが足らないので山鹿市まで下った。平山温泉といういい湯に出会った。
</h5>

<div class="photo_caption_255l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.214/0801.jpg" alt="" width="255" border="0">山鹿は装飾古墳の宝庫だ。５世紀から７世紀にかけて約２００年の間に作られた装飾古墳で有名なのはチブサン古墳と、このオブサン古墳だ。出土した石人は東京国立博物館に収蔵展示されている。</div>

		<h2><font color="#1e90ff">鹿北町なんて知ってる？旅では行かないよ<br>
穴場を探して走ったら、平山温泉を発見！</font></h2>
	<div class=clear></div>

<p>
　日帰りで行けるドライブなんて、もう行き尽くした。さあ、どこにしようと毎月悩むのだけど、「八月は納涼気分の滝もいいな」と、鹿北町まで行くことにした。<br>
　八女インターで降りて向かう途中の立花町に、『黒岩橋』というまだ充分に暮らしの中に生きている石橋を見つけた。石橋好きとしては、立ち止まらないわけにはいかない。その秀麗な橋は、やはり肥後の名石工として名高い、橋本甚五郎が架けたものだった。架橋の明治二十五年が、「稔」と刻まれているのが面白い。米が実る周期を一年としたのが「稔」の意味だ。<br>
　峠を越えると鹿北町だ。『道の駅かほく・小栗郷』は、新鮮野菜だけでなく、食事も散策も楽しめるところ。木製のトンネルがオブジェとなって、緑の森の中にあった。<br>
　山道を岳間渓谷まで走ると、途中で道が壊れていた。通行止めのそこには名水の水汲み場があって、たくさん人が訪れていたのには驚く。<br>
「うまい水ですよ」と勧められて飲む。確かにうまいけど、こんな山奥まで来るガソリン代が高いだろ。<br>
　岳間渓谷は流れが砂岩を削って出来たもので、吊り橋が架かって、清流が奇妙な渓谷美を見せていた。<br>
　幸の国健康温泉館『ゆ〜かむ』で、地元野菜が中心のバイキングを食べる。水車がゴットンまわって、５００円で温泉もジムも出来る健康ランド。お昼のついでにザブン。<br>
　緑はいっぱいだけど、どうも記事にするには情報が足らない。やはり山鹿に向かおう、と国道３号線を南下する。<br>
途中で入手したパンフに「やまが温泉六湯郷めぐり」とあった。それに『平山温泉』と知らない記述が。これは行かずばなるまい。藁葺きの豪華な宿や立ち寄り湯などが新しく出来て賑わっていたが、そこで見つけたのは入浴料１５０円の『平山温泉センター』。番台にはおばあちゃんが絵のように。<br>
「日本一の泉質と低料金の大衆浴場」とあったが、少し熱めのまさに天然かけ流し温泉。温泉好きには絶対勧めたい、一押しだよ。<br>
　山鹿市は古墳が多いところ。『チブサン古墳』『オブサン古墳』などがある。山鹿市博物館がある古代の森で、歴史のお勉強。庭に『大坪橋』という用水橋が移設保存されている。通潤橋につぐ全国二位の用水のための眼鏡橋だ。<br>
　そして向かったのは『八千代座』。そろそろ百年になろうとする大衆演劇の芝居小屋。回り舞台など昔のままに使える。周辺は景観事業がなされていて、落ち着いた風情。レトロな喫茶店で飲んだ一杯点てコーヒーが美味かった。<br>
</p>
<br>
<div class="clear"></div>



<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.214/0802.jpg" alt="" width="175" border="0">立花町にある『黒岩橋』。二重橋や通潤橋を架けた、橋本甚五郎が架けた。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.214/0803.jpg" alt="" width="175" border="0">新鮮な野菜を売っているだけじゃない『道の駅かほく・小栗郷』だんご汁が美味しいそうな。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.214/0804.jpg" alt="" width="175" border="0">岳間渓谷に向かう途中にある水汲み場には、名水を求めて車が並んでいた。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.214/0805.jpg" alt="" width="175" border="0">岳間渓谷の急流は凄い。砂岩の上を走るように流れ、滝となって滝つぼに落下。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.214/0806.jpg" alt="" width="175" border="0">豪華な温泉宿もあるけれど、『平山温泉センター』は１５０円で、かけ流しの天然温泉を楽しめる。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.214/0807.jpg" alt="" width="175" border="0">乳房のような二つの丘を持ったチブサン古墳。隣にはオプサン古墳がある。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.214/0808.jpg" alt="" width="175" border="0">山鹿市博物館には菊池川中流域に存在する古墳などの発掘品がある。入場料210円。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.214/0809.jpg" alt="" width="175" border="0">石炭で賑わった頃に作られた芝居小屋『八千代座』。坂東玉三郎の舞踊公演があるときは大騒ぎ。</div>]]></description>
         <link>http://www.lifesasebo.com/sasebo-drive/2007/09/post_18.php</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Mon, 03 Sep 2007 11:05:27 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>フィトンチッドいっぱいの森林浴、菊池渓谷と温泉で体と心をリラックス</title>
         <description><![CDATA[<h5>　菊池は水が豊かなところだ。だから温泉もあちこちに。菊池渓谷は秋が一番だろうが、緑が鮮やかな今もいい。渓谷に沿って続く散策道はちょっとした山歩き気分で、鳥の声と川音が心地よかった。
</h5>

<div class="photo_caption_255l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.213/0701.jpg" alt="" width="255" border="0">渓谷の入り口に石積みのダムがあって、流れ落ちる水の模様が綺麗だ。美化管理費１００円を払って、渓谷沿いを散歩。「れいめいの滝」「紅葉ヶ瀬」「四十三万滝」などが渓谷美を見せる。フィトンチッドを浴びて爽やか気分になること間違いない。</div>

		<h2><font color="#1e90ff">フィトンチッドいっぱいの森林浴、<br>
菊池渓谷と温泉で体と心をリラックス</font></h2>
	<div class=clear></div>

<p>
　スイカの産地として名高い植木でインターを下りる。西南の役で知られる「田原坂」も近くだが、左に折れて山の方へと向かう。県道53号線を東に、菊池市の中心へとアクセルを踏んだ。中心街が温泉観光地だったのに、ちょっと驚く。大きな旅館ばかりだ。『きくち観光物産館』の前には、無料の足湯があった。ほんわり硫黄の香りだ。<br>
　観光物産会館の裏に、驚くほど大きな『菊池武光公騎馬像』がある。懐良親王を迎えて、南朝方として室町幕府と戦った武将だ。一時は九州を平定する活躍をして、菊池地方に独自も文化を花咲かせた。<br>
　背後の山には、菊地一族を氏神とした菊池神社が堂々と鎮座している<br>。
　ここでは温泉に入るのを止めて、目的の菊池渓谷に向かう。国道３８７号線をひた走ると、途中に『水の駅』がある。そこから県道45号線となって、くねくねとのぼり坂が続く。車を降りたとたん、クーラーより涼しい緑の風が谷から吹いてきた。<br>
　ハイヒールではちょっと歩けない。山歩き気分で渓谷沿いの散策道をたどる。ところどころに小さな滝の見所スポットがあって、河原に下りて楽しむことが出来る。自然林の大木が川に倒れ込んでいるなど、まさに深山幽谷。<br>
　夏休みに遊びに来ると、小さな子どもが喜ぶだろう。あちこちに冒険が楽しめそうな渓谷だ。もちろん危険警告も忘れずに。<br>
　行き道に案内板を見かけていた「永山橋」に行ってみた。熊本県の文化財に指定されていて、皇居の二重橋を架けた名石工、橋本甚五郎が築いたものという見事な石橋だ。橋のたもとまで降りてみると、その欄干の立派さと昔の技術の確かさに感心しきり。<br>
　戻り道に見つけたのが、菊池渓谷温泉の「岩蔵」という新しい温泉旅館。立ち寄り湯は５００円。川沿いにあって、源泉掛け流しという贅沢気分だ。<br>
　菊池の中心部に戻ってきたのだが、まだ記事にする情報量がたらないので、道の駅「泗水」に言ってみると、その横に「孔子公園」があった。<br>
　そしてもう一つ、前にも行ったことがあった『歴史公園・鞠智城』へと行ってみた。ここは奈良時代、朝鮮の白村江の戦いで破れた大和朝廷が、守りのために築いた山城跡だ。発掘では何本もの柱がサークル状に並んだ跡が発見されている。かなり高い塔だったと思われる。それを想起させる六角形の楼閣が再現されている。広々とした丘の広場に建つと、悠久の風がさやさやと吹いてきた。<br>
</p>
<br>
<div class="clear"></div>



<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.213/0702.jpg" alt="" width="175" border="0">菊池城の本丸跡にある菊地神社。菊池一族を称え、明治天皇の命によって創建された。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.213/0703.jpg" alt="" width="175" border="0">南北朝の戦いで、懐良親王とともに戦った菊池武光（たけみつ）公の像。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.213/0704.jpg" alt="" width="175" border="0">菊池渓谷の入口にある第五ダム。なだらかな石積みで、流れが爽やかな衣のよう。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.213/0705.jpg" alt="" width="175" border="0">渓谷に沿って散策道がある。ちょっとした山歩き気分。森林浴を楽しんで。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.213/0706.jpg" alt="" width="175" border="0">江戸末期に築かれて、明治時代に移して架け直された永山橋。いまも暮らしに架かる。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.213/0707.jpg" alt="" width="175" border="0">菊池渓谷温泉にある「岩蔵」という旅館の立ち寄り湯。露天風呂から川の流れが見える。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.213/0708.jpg" alt="" width="175" border="0">道の駅「泗水」の横に、孔子公園があった。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.213/0709.jpg" alt="" width="175" border="0">歴史公園鞠智城。奈良時代、辺鄙なところにこれほど立派な六角の楼閣があったのか。</div>]]></description>
         <link>http://www.lifesasebo.com/sasebo-drive/2007/08/post_17.php</link>
         <guid>http://www.lifesasebo.com/sasebo-drive/2007/08/post_17.php</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Wed, 08 Aug 2007 17:48:30 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>焼物が好きな人なら、きっと満足する波佐見古い窯跡やギャラリー、そして自然いっぱい</title>
         <description><![CDATA[<h5>　佐世保から近いので、なかなか旅にならないと思って出かけたけど、どうしてすっかり遠くに来たような気分。自然に包まれた焼物の里はさまざまな表情を持っていた。
</h5>

<div class="photo_caption_255l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.212/0601.jpg" alt="" width="255" border="0"棚田百選にも選ばれた「鬼木棚田」。虚空蔵山から続く北向きの斜面に、無数の田んぼが階段状にある。ポツポツと畑や休耕田が見えるが、ノスタルジーとしては残したい風景だ。</div>

		<h2><font color="#1e90ff">古代からの歴史、焼物、食と豊かな自然<br>
さまざまな文化を奏でる城下町・唐津</font></h2>
	<div class=clear></div>

<p>
　ほんの隣の町。車で一時間もかからない波佐見町なのに、行ったことがない人も多いのではないか。古くからの焼物の里で、最近も１７０メートルの長さの世界最長の登り窯跡が発見されている。<br>
　江戸時代、大衆の茶碗として知られた「くらわんか茶碗」や、酒や醤油の容器として西洋に運ばれた「コンポラ瓶」など、波佐見ならでは焼物が知られているが、その歴史は朝鮮の役まで遡る。国史跡の「畑ノ原窯跡」が再現され、江戸時代の連房式登り窯である「智恵窯」も残されている。<br>
　さて、波佐見が隠れキリシタンの里だったことは案外と知られていない。禁教令以後も日本にとどまり、隠れて布教を続けた宣教師、マテウス・デ・コーロスが潜伏したまま亡くなったところと言われている。山沿いの野々川にはキリシタン墓碑群が残っている。自然石の墓石に十字が刻まれている。<br>
　焼物の里のイメージが色濃くあるのが中尾郷である。急な坂道と川に沿った路地の風景が実にいい。ギャラリー「赤井倉」は、建物自体が国登録の文化財となっている。そこで気に入った器を見つけて購入。ロクロ伝統工芸士の中村平三さんのものだった。<br>
　坂の上にはひと休み出来る「文化の陶・四季舎」があって、ここでは焼物の窯を変身したピザ窯で、自分でピザ焼き体験が。グリーンツーリズム事務局でもあるようで、ここではロクロや絵付けの体験や、民泊などの情報が得られる。<br>
　中尾郷から峠一つ越えると、鬼木である。棚田百選に選ばれたところで、秋には面白い案山子を並べた棚田祭りで賑わう。いまは田植えが終わったばかりで、展望所から眺めると、涼しげに水が張られて田んぼが無数の水鏡のように並んでいる。<br>
　町中に戻る。通り沿いにある工場跡が、喫茶店やギャラリーに変身した楽しいところがあった。そのカフェ・レストラン「モンネ・ルギ・ムック」でランチを頂いた。パスタが美味い……。<br>
　小学校の講堂だったところが解体されると数年前、保存運動が話題になったことがあったが、その木造公会堂跡がいまもポツンとある。壊すのは確かに勿体ない。安易に観光施設にも出来ないだろうし、これら町の文化遺産はどうしたらいいのか。<br>
　まあ、町全体が文化遺産のような波佐見だから、もっと観光客も増えて焼物産業も発展してよさそうだけどね。これからは有田焼の亜流でなく独自の歩みが必要だろうな、と思った。すでにその息吹をあちこちで感じた波佐見散歩だった。<br>
</p>
<br>
<div class="clear"></div>



<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.212/0602.jpg" alt="" width="175" border="0">波佐見でもかなり早い時期の登り窯跡。再現されて、国指定の遺跡になっている。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.212/0603.jpg" alt="" width="175" border="0">江戸時代からの登り窯で、いまもその様子が見れる智恵治窯。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.212/0604.jpg" alt="" width="175" border="0">野々川にあるキリシタン墓碑群。自然石に十字が刻まれたものが数基ある。</div>
<div class="clear"></div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.212/0605.jpg" alt="" width="175" border="0">中尾郷は焼物の里の風情を残すところ。路地の散歩が楽しい。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.212/0606.jpg" alt="" width="175" border="0">中尾にある「赤井倉」はかつて焼物問屋だった建物。国の登録有形文化財に指定。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.212/0607.jpg" alt="" width="175" border="0">もと窯元だった建物を改修した「四季舎」。中尾郷散歩の基点で料理も楽しめる。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.212/0608.jpg" alt="" width="175" border="0">喫茶「モンネ・ルギ・ムック」に隣接して、ギャラリーや雑貨屋があって楽しい。</div>
<div class="photo_caption_175l">
<img src="http://www.lifesasebo.com/99view/higaeridoraiu/vol.212/0609.jpg" alt="" width="175" border="0">小学校跡の公会堂は、ちょっとノスタルジック。</div>]]></description>
         <link>http://www.lifesasebo.com/sasebo-drive/2007/07/post_16.php</link>
         <guid>http://www.lifesasebo.com/sasebo-drive/2007/07/post_16.php</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Fri, 13 Jul 2007 16:05:13 +0900</pubDate>
      </item>
      
   </channel>
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