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    <title>らいふのまきたろう雑文ノート</title>
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    <updated>2008-11-24T04:20:28Z</updated>
    <subtitle>ライフさせぼ紙面で「パパの赤ちゃん日記」や「ガッペイジャー」、「現代妖怪事典」「亜細亜的電影」などを連載。音楽イベント「ライフdeライブ５・３」をプロデュースしている、らいふの まきたろうの雜文ノートです。</subtitle>
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    <title>「OS-61 小学生低学年篇」</title>
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    <published>2008-11-21T10:07:17Z</published>
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    <summary>●1968〜1970年 初めて自分の小遣いで買ったレコードは１年生のとき。ピンキ...</summary>
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        <name>まきたろう</name>
        
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        <![CDATA[●1968〜1970年

初めて自分の小遣いで買ったレコードは１年生のとき。ピンキーとキラーズの『恋の季節』だった。中学生がいる従兄弟の家に遊びに行くと、『黒ネコのタンゴ』やゴールデンハーフの『黄色いサクランボ』、ドリフターズの『ズンドコ節』、タイガースのレコードなどがあったのでワクワクした。テレビから流れてくる音楽ではＮＨＫ『新日本紀行」のテーマ曲が気に入っていた。

米原子力空母エンタープライズが入港。自宅そばの高台から従兄弟たちと一緒に双眼鏡で眺めた記憶がある。船の上に並んだ戦闘機が印象的だった。

幼稚園の頃から通園時によくお腹が痛くなった。小学生に入っても正露丸やビオフェルミンを服用していた。夏休みや冬休みは学校で買う肝油ドロップが楽しみだった。使い切り寸前の缶入り練乳のフタの裏をなめると幸せな気分になった。

土曜日の夕方になると近所の子どもは決まってアニメ『巨人の星』を見た。なぜか星飛馬よりお坊ちゃまの花形満に憧れた。アフタヌーショーの浪越徳治郎コーナー「指圧の心は母心、押せば泉の命湧く〜」のマネして面白がっていた。
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小学入学前、映画『サンダ対ガイラ』を観た。しばらく風呂やトイレへ行くのがすごく怖かった。映画『ガメラ対ギャオス』を観て無性にガメラの背中に乗りたくなった（主人公みたいな黄色い野球帽を買ってもらったがガメラは一度も現れなかった）。そこでカメを欲しくなった。映画『緯度０大作戦』を観て空想世界に興味を持った。３年生のとき、映画『ガメラ対ジャイガー』を観て今度はボーイスカウトに憧れた。同時上映だった『透明剣士』を観て剣道にも憧れた。

アポロ11号による人類初月面着陸。親たちは一生懸命見ていたんだろうが、夜中で寝てしまったのだろう。あまりはっきりしない白黒テレビの画像がかすかに記憶に残っているだけ。どちらかというとコント55号の番組で行われていた野球拳やドラマ『時間ですよ』の女湯シーンの方が子ども心に焼きついた。

この頃、わたしはぜんそく持ちだった。発作はわりと軽かったようだが、夜中にゼィゼィ、ヒューヒューと音をたてた呼吸をしていたのを覚えている。

『ウルトラセブン』のウルトラホークや『サンダーバード』２号、４号、『キャプテンスカーレット』の追跡戦闘車、マッハ号など男心をくすぐるメカニックの造形美に魅せられた。『謎の円盤ＵＦＯ』という海外ドラマでＵＦＯという存在を初めて気にした。

初の習い事は習字。兄弟の多いご近所のお宅で先生が訪問指導する教室に混ぜてもらって毎週月曜日の夕方に習った。ちなみにこのお宅は当時、唯一電話機を備えた家庭で、電話の取り次ぎも行ってくれていた。習字終了後、夜７時から見る特撮ドラマ『コメットさん』が好きだった。中でもＧＩジョーが出てくるオモチャの反乱する話が面白かった。

コメットさんが終わり７時半になると親がＮＨＫの『新日本紀行』にチャンネルを変えていたから、あのステキなテーマ曲が今も心に残っているのだと思う（富田勲作品と知ったのは大人になってからだった）。そして８時になると茶の間は『水戸黄門』を家族みんなで共有する劇場に変わった。

子どものいない隣のおじちゃんが近所の同級生マサチャンとわたしを「玉屋」に連れていってくれた。屋上遊園地でコーヒーカップに乗ったりして遊んだ帰り道「蜂の家」でシュークリームをご馳走してくれた。こんなに美味しいお菓子があったんだと驚いた。玉屋と蜂の家のはしごは子どもにとってすごい贅沢なものだった。

初めて近所の貸本屋に行った。『ちかいの魔球』か『黒い秘密兵器』だったと思う何か野球漫画を借りた。母の友だちの家だったと思う。インテリアにミニカー（トミカ？）が飾ってあるのを見て心が躍った。

クワガタとりが上手な近所のニシノくんのナビゲートで初めて天神山を探索した。樹液をすするクワガタの横にいた大きなスズメバチがとても怖かった。衣服にくっつく天然マジックテープ機能搭載の「バカ」と呼ばれる植物（オナモミ）を投げて遊ぶ楽しさを覚えた。

佐世保では人糞尿の「肥やし」や汚物、排出物などを「だんぼ」という言葉で表現。子どもの世界では汚いものをくっつける意味をこめた仕草で「だんぼ」と口ずさみ相手にタッチ。「かぎ」という言葉と指輪っかで「だんぼ感染」から身を守る、という変な遊びもあった。

草の茂った空き地で上級生が作った「基地」を発見。触発され近所の同級生たちと藁や段ボールを使った初めての隠れ家を作った。

駄菓子屋は近所の通称「ババ小屋」によく通った。クジもよく引いたが、低学年の頃はぺちゃ（めんこ）もまだまだブームだった。この頃よく引いたブロマイドはウルトラマンやゴジラ、ガメラの怪獣ものだったと思う。サンスターのスパイメモ（手帳）が流行った。学校近くの文具屋さんで買ったが、水に溶けるメモがもったいなくて使えなかった。

学校で売られていた学研の学習雑誌「科学」と「学習」は付録が欲しくてしかたないくせに、なぜか学習の方をよく買っていた。

ばあちゃんが孫三人（弟と従兄弟とわたし）を連れて怪獣映画を観に連れていってくれた。作品は『ゴジラ対キングコング』のリバイバル上映だった。シネスコ画面の両サイドからゴジラとキングコング現れバトルを展開するクライマックス富士山麓決戦シーンに興奮した。孫三人でもう一度観たいというと、ばあちゃんは承諾。さすがに２回目は、ばぁちゃんは口を開けて眠っていた。

そんなばあちゃんがじいちゃんとおしゃれして大阪旅行へ出かけた。万博博覧会だ。お土産にもらった記念コインやグッズがとても嬉しかった。岡本太郎の「太陽の塔」は低学年のわたしにも、ものすごいインパクトを与えた。三波春夫の歌う『世界の国からこんにちは』や水前寺清子の『三百六十五歩のマーチ』に子どもながらも日本の明るい未来を感じていた。

軍服にはちまき姿で演説している男性の映像が記憶に残っている。後に三島由紀夫と知るが、当時３年生だった私は何が起こったのかまったく分かっていなかった。　（つづく）

■付録「1968〜1970年・佐世保市の主な出来事」
68(S43)年
原子力空母エンタープライズ入港。全学連と警察隊が佐世保橋で激突。19日市民の会初デモ。総合グランドにプールとテニスコート完成。スポーツランドにアイススケート場オープン。ラジオ佐世保が浜田町に移転。
69(S44)年
ベトナム戦争で空母の出入りが最高数に達する。精霊船の花火で四ヶ町火災。ＳＳＫバイパス、針尾バイパス開通。下原ダム完成。テレビ長崎ＫＴＮ放送開始。
70(S45)
西海橋通行料無料化。総合グラウンドに子供用プールオープン。佐世保北高校卒業式で一部の生徒が卒業式を妨害。逮捕されるなど高校生にも反戦ムード。
（※参考資料／『佐世保年表』佐世保市発行）
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    <title>　【私と政治 番外編】</title>
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    <published>2008-11-12T10:02:36Z</published>
    <updated>2008-11-12T10:34:00Z</updated>
    
    <summary>　　　　　　　　　　　　 『顔写の巻』 ニンジンぷらぷら。二兆円ちらちら。わっち...</summary>
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        <name>まきたろう</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.lifesasebo.com/makitaro/">
        <![CDATA[　　　　　　　　　　　　

『顔写の巻』

ニンジンぷらぷら。二兆円ちらちら。わっちら逸民は馬じゃござんせんよ。ねぇ、親分。ひょっとしてこれまた選挙のための政治ってやつでござんすか？　そういや、ちかごろ、まちなかに議員先生方の“顔写”ポスターが日に日に増殖してるでやんすね。ほらあそこにもぺたぺた。そこにもぺたぺた。「こら。言葉をつつしまんかい。先生方はまちの美化のことまで考えて、あのような明るい笑顔を貼って回ておられるんだ。見ろよ。どれも気品のある高貴なガンシャばかりじゃねぇか…」失礼したでやんす。たしかにお美しい顔写でやんすねぇ。

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　
『はっぴー政権の巻』　　　　　　　　　　　

わらわは、はっぴーせっと票でまだまだ与党幕府に身を置きとうごじゃる。今回もはっぴーせっと票で、もちろん勝てるのじゃろうな？「……」な？「……」これ巻之太綺険Ρ厂腓匹Δ靴童を開かぬ？　答えぬか。勝てるのじゃろう？　なぁ？　「…それがなんとも微妙な空気が民に蔓延しておりまして…」なにをざれごとをもうしておるのじゃ。幕府は不滅じゃぞ。「それが世論と申しますのがいつになく手厳しく…セットのおまけがつくかつかないか？生産元ソウカ堂の方々も困惑しておりまする次第…」いやじゃ。いやじゃ。わらわは負けとうない。いやじゃ。いやじゃ。そうでごじゃる、テレビが悪い。殿方らがテレビに出るたびに幕府の支持が落ち悪者あつかいされておる。平成の民はテレビでものごとを判断しすぎる。大殿どの迷走など、なにも今に始まったことではござらぬではないか。とにかくわらわはずぅ〜とハッピーでいたいのじゃ。何があっても負けてはならぬ。万歳、万歳、わらわはハッピーでごじゃる。
<img alt="watasi%2088.jpg" src="http://www.lifesasebo.com/makitaro/watasi%2088.jpg" width="85" height="113" / align="right" vspace="3" hspace="10">





『罷免の巻』　　　　　　　　　　　　　

ねぇねぇ、シュウギイン・ソウセンキョってさ、ヒレイダイヒョウとか、なんとなく分かってんだけどぉ、巻子ってセンキョ詳しい？「あたりまえじゃない。あんた行ったことないの。信じられない〜あれって国民のギムよ！」違うって。私だって行ったことはあるわよ。たださ、一緒に最高裁判所裁判官国民審査ってあるじゃない。あれって何なの？

「ばっかね。あれって、あれじゃんシンサじゃない。国民のギムよ！」分かった巻子。ギムは分かったからさ、どうやって選ぶのか教えてよ。「どうやってって、あんたそんなのも知らないの？　いやになっちゃう。あれって国民のギムよ！」分かった。分かった。ギムは分かったって。だからさ、選び方を教えてって言ってんじゃないの。

「いい、あんた宝くじは買ったことある？」うん、ジャンボとかロト６も何回か、スクラッチとか買ったことあるけど、ぜんぜん当たんないからムカツク〜。「そう、ロトと一緒よ。ロト買うとき好きな数字選ぶでしょう。あの感覚。数字の代わりにピンっ閃いた名前を選べばいいのよ」えっ!? マジなの？　ピンってきた人って言われても知らない名前ばっかりだったよ。投票所ではじめて見たもん。

「当たり前じゃん誰だって裁判官の名前なんか覚えている訳ないじゃない。それも国民のギムなのよ。第六感やインスピレーションがたいせつなの。あんた昔から霊感強かったからきっと向いているって！」だから霊感なんてないって、宝くじぜんぜん当たんないもん。だけどさ、選ばれた裁判官ってさらに偉くなったりする訳？　「もち。偉くなるんだろうね」いいな〜。ってことはシンサじゃなくてニンキトウヒョウってことじゃん？　なんかおかしくない？

「おかしくないって。シンサって審査員のシンサでしょう。ずばりコレって思う人を決めればいいのよ」そうか。巻子ってやっぱし賢いね〜。「ばっか何いまさら持ち上げてんのよ」キャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッ。
※いまだ「罷免」という漢字を知らない二人は「政権が転んでもおかしい年頃」はとっくに過ぎているにもかかわらず、涙がでるほど戯れ笑いを続けるのだった。


それでは総選挙に向け日々知恵をしぼりご尽力されております全国の与野党議員先生方の万歳姿を祈願いたしまして、日本の偉大なるロックンロールバンド、ザ・タイマーズの名曲『ギーン　ギーン』を捧げ『私と政治・番外編』を終わらせていただきます。
　
ギーン〜　ギーン〜　ギーン　ギーン〜ギーン　ギーン　ギーン　ギーン　ギーン　ギーン〜　ギーン〜　ギーン〜　ギーン　ギーン〜ギーン　ギーン　ギーン　ギーン　ギーン　ギーン〜

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    <title>　【私と政治 ２】</title>
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    <published>2008-10-24T06:50:16Z</published>
    <updated>2008-10-24T06:56:58Z</updated>
    
    <summary>わたしが経験してきたこれまでの選挙戦を振り返っても「本気でこの人だ」と思った人物...</summary>
    <author>
        <name>まきたろう</name>
        
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            <category term="あふぉりずむし" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.lifesasebo.com/makitaro/">
        <![CDATA[わたしが経験してきたこれまでの選挙戦を振り返っても「本気でこの人だ」と思った人物はいない。どの候補者もわたしの人生観や価値観と接点が少なすぎる。


議員は「先生」という代名詞で呼び合うが、わたしの認識ではティーチャーかドクターが先生であって、政治家に「先生」という立ち位置は求めていない。市議会議員〜県議会議員〜国会議員という年功序列的ステップ制が「先生」という気色の悪い代名詞の出どころか？


先生諸氏はやたらに黒塗りの車に乗りたがる。胸に金バッジや赤い羽根、緑の羽などをつけたがる。また住んでいる家がやたらにでかいお屋敷風情というのも、庶民との格差を大いに象徴している。


わたしが選挙権を得たばかりの頃、選挙が近くなると必ず友人知人、職場、取引関係などを介して熱心な支持者から、後援会への勧誘が繰り広げられていた。「ねぇ、名前を書くだけでいいから、お願い！」といった具合だ。まだ若くて青二才だったわたしは、多くの有権者がお付き合いで、与野党含めて複数の候補者後援者名簿に名を連ねる現実を知って唖然とした。
<img alt="pot%209.jpg" src="http://www.lifesasebo.com/makitaro/pot%209.jpg" width="85" height="131" / align="left" vspace="3" hspace="10">


後援会へかり出されて候補者の演説を聞くのも多くがそういった付き合いとしがらみで成立していた。議員たちの政策や人柄にふれるというより、消費者心理を巧にコントロールする霊感・催眠商法にも似た空気を放つ演説が多かった。


それでも地方の富と幸せを説く先生方の熱弁に市井の多くはささやかな希望を託し、国会へどんどん送り込んだ。「個」の言葉で表現しているのか「組織」の言葉で表現しているのか？　なにも見極めないまま。その多くが自民党＆公明党のハッピーセットのような票となって与党が運営されてきた。


そんなハッピーセット票で内閣継続モードを繰り返してきた偉大なる自由民主党が今大いに揺れている。


それでは最後に国家議員の全先生方にザ・タイマーズの名曲『ギーン　ギーン』を捧げ、この国の未来にエールを送ることにする。

ギーン〜　ギーン〜　ギーン　ギーン〜ギーン　ギーン　ギーン　ギーン　ギーン　ギーン〜。お〜、エ〜イ!!  ギーン　ギーン　ギーン　ギーン　ギーン〜〜〜〜〜〜〜ギーン　ギ〜ン　ギーン　ギーン　ギーン　ギーン


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    <title>【私と政治】</title>
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    <published>2008-10-21T10:59:59Z</published>
    <updated>2008-10-29T12:11:19Z</updated>
    
    <summary>政治に関心がない、もしくは期待しないのは若者だけの特権ではない。わたしくらいの年...</summary>
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        <name>まきたろう</name>
        
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            <category term="あふぉりずむし" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.lifesasebo.com/makitaro/">
        <![CDATA[政治に関心がない、もしくは期待しないのは若者だけの特権ではない。わたしくらいの年齢になると政治に冷めてくる。その理由を書き記してみた。


テレビニュースでよく使われる「ある自民党幹部の声」という覆面コメントが嫌いだ。同じ党内部のことなのに他人事のように語るナレーションが実に気味が悪い。
<img alt="maki18.jpg" src="http://www.lifesasebo.com/makitaro/maki18.jpg" width="85" height="73" / align="right" vspace="3" hspace="10">

高度成長期に生まれたわたしの人生の尺だけで感じる政治への印象は、常に「選挙のための政治」を脱していないという一言に尽きる。


己の人生をかけて国策に取り組んでいる真摯な議員もたくさんいるはずなのに、個人の情熱や輝きはわたしたち有権者に伝わってこない。ただただ与党という組織の身勝手さと頼りなさだけが目立つだけ。辞めて解散。また作って辞めて解散…。


ドラマやバラエティ番組花盛りの時間帯に突然総理大臣が辞任記者会見を行い、各局が番組を中断、速報を流す。「え〜っ、ドラマの途中じゃない…」などと世の女子供の反感を買う。これ一つとっても国民目線に欠いた空気が読めない政界の都合や慣習と写る。


花束抱え同僚たちに見送られ黒い車に乗り込む元大臣の姿を見ても、責任を取って辞任という光景ではなく、まるで永年勤続者の勇退シーンのよう。


膿のように次々に出てくる政治家、官僚、省庁の不祥事。この体たらくなさまは、国策の名を借りた犯罪だと思う。しかし、「犯罪だ」とはっきり声にしないのが、この国の習わしか？。民間なら倒産を覚悟しなければならぬ失態にもかかわらず、トップが辞任するだけで組織が解体されることはない。


水戸黄門の悪代官・悪奉行のような政治家や官僚たちがすくすくと育ち甘い汁をズルズル吸い上げている。しかし、テレビみたいにご老公は一度も現れたことがない。せめて助さんか格さん、いや風車の弥七でもいい。


国民を騙し裏切り続ける政策や省庁の犯罪は、わたしたち国民の人生を脅かす暴力を使わない「政治的テロ」または「恐怖政治」だと感じているのはわたしだけなのか？


政治家も役人も「個」としての表現でなく「組織」としての表現ばかりを行ってきた古い環境にいま起こっている諸問題の病魔を感じる。


その古い環境へ議員を送り出しているのは、わたしたちだ。選挙および総裁選は子供の頃に体験した学級委員や生徒会長を選出するときの予定調和的な雰囲気とどこか似ている。「個」の輝きや魅力以前に学校という「組織」に漂う空気を大事にする。適任者を先生も生徒も無言のうちに了解し合っていた懐かしき人選。


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    <title>「名優の笑顔」</title>
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    <published>2008-10-14T01:45:26Z</published>
    <updated>2008-10-14T02:10:55Z</updated>
    
    <summary>ノーベル賞に湧いた先週、緒形拳さんの訃報が報じられた。昨年10月にこの「ざっき帳...</summary>
    <author>
        <name>まきたろう</name>
        
    </author>
            <category term="ざっき帳" />
    
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        ノーベル賞に湧いた先週、緒形拳さんの訃報が報じられた。昨年10月にこの「ざっき帳」にも記したように大好きな役者さんだった。「白野」佐世保公演で初めて生の舞台を拝見して、「男の心意気」を秘めたかっこよさを感じたと書いた。人生の最期まで役者を貫いた緒形さんに、やはり同じ心意気を感じた。

しかも、他界後に放送が始まったドラマ「風のガーデン」で、最期の演技まで見せてくれるという大きなプレゼント付というエンディングも緒形さんらしく思える。スクリーンや舞台ではなく、テレビを介して茶の間にいながら最新作を楽しめるのである。わたしが初めて緒形さんを知ったのは幼年期に見た「太閤記」の豊臣秀吉役。テレビで知った名優がテレビで幕を引く。偶然にせよ「白野」の主人公のような粋な生き様を感じてしまった。

作品を通してさまざまな刺激を与えてくれた緒形拳さん。ありがとうございました。ちょっと歯に噛んだような笑顔を忘れません。ご冥福をお祈りします。　　（神無月）
        
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    <title>「あかはた様」</title>
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    <published>2008-09-17T01:13:55Z</published>
    <updated>2008-09-17T01:44:04Z</updated>
    
    <summary> 久しぶりに醤（じゃん）キエロと伊藤さんと飲んだ、キエロ氏の呼びかけで設けられた...</summary>
    <author>
        <name>まきたろう</name>
        
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            <category term="たべもの帳" />
    
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        <![CDATA[
久しぶりに醤（じゃん）キエロと伊藤さんと飲んだ、キエロ氏の呼びかけで設けられた今宵の宴題は『第８回アジア映画祭決起集会』だ。

肴はアカハタのお造り。長崎県では「あかいお」「あかうお」などと呼ばれていそうだ。南方系のお魚だけあって、外見はド派手。煮物や中華の食材に使われることが多いようだが、鮮度のいいものは刺身にすると美味らしい。
<img alt="akahata8407.JPG" src="http://www.lifesasebo.com/makitaro/akahata8407.JPG" width="227" height="182" / align="right" vspace="3" hspace="10">
三人が揃うなり、大ぶりのアカハタ様が透明感あふれる薄造り姿で運ばれてきた。
「お〜う。素晴らしい〜」&#21534;兵衛三人衆は、空き地に秘密基地を完成させた『20世紀少年』みたいに瞳を輝かせ感激。美味を頂く前の儀式のごとく、もう一度ジョッキを片手に喉を潤わせてから、割り箸を割る。

「お〜う。旨い」見かけと異なり淡泊で上品な味ではござんせんか。醤油もいいけど、ポン酢も合うんじゃないすっか？　白身の縁に微かに残された皮と、ほどよい歯ごたえもようござんすねぇ。「すいません。キリンクラシックをもう一本」「俺は焼酎。白波ボトルで、氷もね」旨い肴を囲んだ三人衆はまたもやハイピッチ酌法（手酌）で、がぼ、がぼ、うぃっす。がぼ、がぼ、うぃっす。の親父飲み。

「松山ケンイチは日本のジョニー・デップだ」「ダークナイトは素晴らしい〜」「永井豪は天才だ」……。好き勝手に話題を振り回し、平らげたアカハタ様で味噌汁の後づくりを注文。サザエの釜飯でフィナーレを楽しんだ決起集会でありました。　（長月）
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    <title>「稲佐山で魂を揉まれてアイタタタ」</title>
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    <published>2008-08-27T08:05:14Z</published>
    <updated>2008-08-27T08:38:14Z</updated>
    
    <summary> ８月24日、日曜日。クーラーバッグに麦酒をいっぱいつめて稲佐山野外ステージへ向...</summary>
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        <name>まきたろう</name>
        
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        <![CDATA[<img alt="Sj083.JPG" src="http://www.lifesasebo.com/makitaro/Sj083.JPG" width="198" height="132" / align="left" vspace="3" hspace="10">
８月24日、日曜日。クーラーバッグに麦酒をいっぱいつめて稲佐山野外ステージへ向かった。同行者は昨年と同じハウリン伊達丸だ。

長崎駅からの道中、「チケット買います」「チケットあまっていませんか？」のプラカードをかざす若者たちの姿が目を引く。『スカイジャンボリー２００８〜笑顔〜』のチケットは完売、当日券なしというすごい人気だ。

青空と緑が映え渡る自然空間を舞台に出演者とオーディエンスが一体となって創り上げてきた10年間におよぶ感動の蓄積。それは人々の心の中だけでなく、稲佐山中腹の芝生や木々、大空の中に夏の記憶として刻み込まれているような雰囲気を漂わせている。

ＦＭ長崎が九州を代表する夏フェスへと成長させたスカジャン。音楽を介し人と人の心をつなぐ装置として稲佐山というロケーションは不可欠なのかもしれない。

会場はすでに満杯だ。わたしと伊達丸はとりあえず喫煙エリアに荷物を置き、七星薄味特別仕様と駱駝煙草に火をつけ、麒麟淡麗で乾杯。キマグレンの演奏で２００８年のスカジャンが爽やかに幕を開けた。

なんとか二人が座れる芝生空間に割り込む形で場所を取り、佐世保駅の朝市で買った平戸のスボを肴に、ほれまた一杯。その後、会場全体を散策。オリジナルグッズブースでＦＭ長崎のＤＪマークとサンディトリップの歩美ちゃんを発見。わたしたちはまるで仲良し女子高生みたいにお揃いでスカジャンタオルを購入した。

そろそろ会場前方のライブエリアに向かいましょうか、とスタンディング空間へ足を運ぶ。ミドリの登場を待つ若者たちの熱気で早くもボルテージが上がっている。ミドリが現れるやいなや、人の固まりは激しいうねりとなり、わたしの体は前横後ろ、前横後ろ、と見知らぬ少年少女たちの熱の渦に巻き込まれていく。

あれれ〜靴が脱げた。背後にいる誰かにかかとを踏まれ、脱げた靴をはき直し、またはき直す。あ〜なんと久しぶりの乱痴気騒ぎ。ルースターズやモッズ、シナロケなどビートバンドを追い求め、サウンドに乗ってぴょこぴょことポコダンスしたいた若き日の記憶が全身に甦る。
<img alt="Sj081.JPG" src="http://www.lifesasebo.com/makitaro/Sj081.JPG" width="227" height="195" / align="right" vspace="3" hspace="10">
誰が投げたか？　空に弧を描きしぶきを上げるミネラルウォーター。その向こうにトンボが飛んでいる。視線をステージに戻すと人の頭。頭。頭。指を突き出した拳。腕。拳。腕。拳。腕。人垣からにょきっと植物の茎が生えてきたように青年の足が飛び出す。その先にセーラー服姿でマイクを握る後藤まりこの上半身が見え隠れする。倅みたいな年代の少年少女たちと一緒になって体をもみくちゃにしながら体感するパンクな連帯感。年甲斐もなくぴょんぴょんジャンプしながら右腕を振り上げてしまう。

映画『エイリアン３』のシガニー・ウィーバーみたいな短髪頭で目の周りに血行不良をおこしたような“目のクマ”メーク（？）の後藤まりこが歌い走る。お行儀の悪い“おきゃん”なライブパフォーマンスはさらに加速していく。これぞ目を点にさせる五感で感じるロックなる日本語表現。嘘つきバービーと仲が良いバンド…と聞いた風の噂が説得力を帯びてくる。オーディエンスの心身を解き放すように弾き出されるジャジィーなサウンド。後藤まりこはステージ袖のやぐらに這い上がり群衆を扇動しマイクを放り投げた。かなり古い例えで恐縮だが、初めて動く忌野清志郎や戸川純、遠藤ミチロウ、町田町蔵を見た時に似た衝撃を覚えた。
<img alt="Sj082.JPG" src="http://www.lifesasebo.com/makitaro/Sj082.JPG" width="184" height="122" /align="left" vspace="3" hspace="10"> 　
常識や日常はもとよりロック的お約束からも一端抜け出した場所。世間から見るとそこは「負の力」の「たまり場」なのかもしれない。そこから新たな音と言葉を生み出すことこそロック的醍醐味だと思う。ミドリは「負の力」も「正の力」も壊した場所から音と言葉をはき出しているような実にオモロイ！バンドだった。


10Ｆｅｅｔのサウンドによる観衆ウェーブやタオルプロペラ。リッキーＧ、モンキーマジックを迎えて心地よいサンセットタイム。陽気なビークルのロックを聴きながら麒麟淡麗また一本。焼きちゃんぽん食べながら麒麟淡麗また一本。思い思いのスタイルで音楽にふれることができる稲佐山。

日が沈み幻想的な照明が浮かび上がったステージにブンブンサテライツが現れた。わたしは再びスタンディングエリアに立っていた。ＭＣなしノンストップで展開する無国籍でスタイリッシュなロックサウンドに酔いしれながら、またまた若者に全身をもまれながら右腕を振り上げていた。

さすがに翌朝、足腰、右腕を鈍い筋肉痛が襲った。「運動会に参加したわけではないのに…年だぜ」。自戒したものの、少年少女に魂を揉んでもらったおかげで心だけは妙に清清しかった。若者たちがが一つになって笑顔になれるお祭りは社会の豊かさ。時には大人目線を伏せて少年少女に魂を揉んでもらう覚悟も大切なのかもしれない。アイタタタ……。（葉月）



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    <title>「ジュリーが佐世保へやって来る♪」</title>
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    <published>2008-07-31T23:29:42Z</published>
    <updated>2008-07-31T23:41:12Z</updated>
    
    <summary>タイガース時代の活躍はよく知らない。が、ソロになってから歌番組やレコード大賞、紅...</summary>
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        <name>まきたろう</name>
        
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        <![CDATA[タイガース時代の活躍はよく知らない。が、ソロになってから歌番組やレコード大賞、紅白に出演していたジュリはティーンズだったわたしに鮮烈な印象を与えたアーティストの一人だ。

それはグループサウンズブームが去った後の昭和40年代後半から50年代。「危険なふたり」「時の過ぎゆくままに」「勝手にしやがれ」「憎みきれないろくでなし」「サムライ」「ダーリング」「ＬＯＶＥ抱きしめたい」「カサブランカダンディ」「ＯＨ!ギャル」「ＴＯＫＩＯ」「恋のバッド・チューニング」「ス・ト・リ・ッ・パー」「おまえにチェックイン」「６番目のユ・ウ・ウ・ツ」……。次々と発表される個性的な楽曲はまるでわたしの青春ＢＧＭのように日々どこかで鳴り響いていた。

昭和40年代のロックはまだまだ洋楽が主流だった。日本のロックは、市民権を得ることなく“和製ロック”という枠から飛び出せず試行錯誤していた黎明期だったと思う。そんな中、わたしは吉田拓郎の33回転レコード『今はまだ人生を語らず』を何度も聴きながらフォークとかニューミュージックというカテゴリーを越えた「不思議なかっこよさ」を密かに感じていた。そしてモーリスを買った。

やがてキャロルや甲斐バンド、ダウンタウンブギウギバンドを知り、カルメンマキ＆オズ、遠藤賢治、シーナ＆ロケット、パンタ＆ハル、ＲＣサクセション、サザンオールスターズなど日本語によるロック表現を確立し個性を放つミュージシャンたちが続々と現れた。中学生から高校生にかけて初めて歌謡曲ではなく、日本のロック存在を認識するようになった。

そんな時代と交差しながら、ジュリーは演歌やニューミュージックなど具だくさん、幕の内弁当のようなブラウン管の中から茶の間に向けてロックスピリットを放って楽しませてくれた。まだビデオも一般的でなくＰＶも普及していなかた時代だ。テレビの歌謡ショーという枠の中で斬新なビジュアルとサウンドを見せつけ、るラジカルな姿勢が痛快だった。特にジュリー＆エキゾチックス時代のバンドサウンドが一番好きだった。海の向こうのミックジャガーやデビッド・ボウイなどロックスターに負けないオーラを発光していた。
<img alt="jyuj963.JPG" src="http://www.lifesasebo.com/makitaro/jyuj963.JPG" width="340" height="203" / align="left" vspace="3" hspace="10">
セックスピストルズ登場後、パンクからニュー・ウェーブ、ニューロマンティクスと目まぐるしく変化していくブリティッシュロックシーンと平行するように、日本でも東京ロッカーズやめんたいロックというムーブメントが巻き起こった熱き80年代初頭。既存の価値観にとらわれない自由な表現を行うユニークなロックバンドが競うように登場し始めた頃、手軽なテレビを介して楽しめたジュリーの楽曲は今も色あせないわたしの中のロックだ。

さらにもう一つの大きな出会いは長谷川和彦監督の傑作『太陽を盗んだ男』である。一個人が原爆を作って国家を脅迫すると言う破天荒な題材の映画なのだが、爆弾を盾にとり個人的な要求を繰り返す主人公の姿に核実験を繰り返し、国策を巡って敬遠し合う核所有国の現実が重なり冷戦の病理も感じさせる作品だった。そんな重いテーマを理屈でなくハリウッドにも引けを取らない極上の娯楽作品として見せつけたのがゴジこと長谷川監督だ。その感性と手腕に高校生だったわたしは衝撃と感動を覚えた。長谷川監督もわたしの青春にとってロックな人物だ。そして銀幕の中で主人公、城戸誠をクールに演じていたのもロックな人……ジュリーだった。

時は過ぎ、21世紀。わたしも四十半ば過ぎ。ジュリーは還暦を迎えて全国ツアーを展開中で、明日８月２日（土）にわたしの住む佐世保市にもやって来る。70年代〜80年代にリアルタイムで聴いたヒット曲ももちろん聴きたいが、60歳で新譜をリリースしてバンドサウンドを引っ提げ全国のステージに立つ現役ロッカーの生きざまにぜひふれておきたくチケットを買った。しかも、ツアーギタリストは元ルースターズ（Z）の下山淳。熱烈なるルースターズ（Ｓ＋Ｚ）ファンだったわたしにとって申し分ない豪華なプログラム。年を積んだ下山淳のギターリフも大いに楽しみたい。さらに会場がアルカスＳＡＳＥＢＯではなく昭和の名残り漂う佐世保市市民会館というのもいい。ロックな気分を増幅させてくれるのではないだろうか。

先日母親に「今度、沢田研二ば観に行くちゃん」と告げたところ、「あら、あんたは昔よくマネしよったもんね」と言葉が返ってきた。うむむ、ちょっと恥ずかしかった。ジュ、ジュ、ジュリ〜!　（葉月）

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    <title>「OS-61」</title>
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    <published>2008-06-20T07:13:47Z</published>
    <updated>2008-06-20T07:18:19Z</updated>
    
    <summary> わたしは西暦1961年に生まれた。邦歴、昭和36年。坂本九の「上を向いて歩こう...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.lifesasebo.com/makitaro/">
        <![CDATA[
わたしは西暦1961年に生まれた。邦歴、昭和36年。坂本九の「上を向いて歩こう」や植木等の「スーダラ節」などがヒット。映画「用心棒」や「大学の若大将」「モスラ」「ウエスト・サイド物語」「ティファニーで朝食を」が公開された年で、セリーグは巨人、パリーグは南海が優勝。米国ではケネディ大統領が就任。都会ではムームーというドレスやホンコンシャツが流行。マーブルチョコやエンゼルパイが新発売された年だという。

チョコ菓子と同じ年輪を積んだわたしの意識や思考、価値観は一体どこから始まり何に刺激や影響を受けながら今日に至ったのか？　気になる。

仮に地球生命や祖先の情報を記憶したDNAをわたしのプログラムと考えてみる。すると誕生後に起動とスリープを繰り返し、見たり、聞いたり、食べたり、体を動かしtて育んだものはどんなアプリケーションとシステムを使ってきたかということにも似ている。

そうするとハードとなるのはこのボディ。　脳はOS……？　といった具合に人の身体は次第にコンピュータ化して行く。

誕生西暦を製造年に見立て「OS-61」と名付けたこの帳面では、わたしのハードディスクに残されているメモリを引っ張りだせるだけ遡ってみることにする。
<img alt="os%2061.jpg" src="http://www.lifesasebo.com/makitaro/os%2061.jpg" width="99" height="105" / align="left" vspace="3" hspace="10">
毎日、摂取している麦酒とニコチンで破損し開けないデータも多かろう。しかし、いずれの嗜好品も旧式のウイルス対策ソフトのようなものだ。

それでは次回よりこの「OS-61」に記憶しているデータを記してみたいと思う。ちなみに幼児期はウンコやオシッコをもらしたことくらいしかデータが残っていないので、第１回目は「小学生編」から始めてみたいと思う。（つづく）]]>
        
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    <title>「呑助日和」</title>
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    <published>2008-05-28T04:15:53Z</published>
    <updated>2008-05-28T04:26:43Z</updated>
    
    <summary>発泡酒が一段と旨い季節になった。まだ明るい休日の夕刻、自宅でいつもよりかなり早め...</summary>
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        <name>まきたろう</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.lifesasebo.com/makitaro/">
        <![CDATA[<img alt="mina1876.JPG" src="http://www.lifesasebo.com/makitaro/mina1876.JPG" width="128" height="96" / align="left" vspace="3" hspace="10">発泡酒が一段と旨い季節になった。まだ明るい休日の夕刻、自宅でいつもよりかなり早めの晩酌は、格別な開放感をもたらしてくれる。

さて、今日の肴は何にするかな…。近所の市場スーパーを巡り、あれこれと物色してまわるのも胸が弾む。先日、大宮公設市場の生産者直売所に、みな貝が入荷していた。岩場でみな取りに夢中になった若き日が懐かしくなって西海市産の海の幸を購入した。
<img alt="mina1884.JPG" src="http://www.lifesasebo.com/makitaro/mina1884.JPG" width="99" height="87" / align="right" vspace="3" hspace="10">
手慣れた漁師さんは身がほどよく頭を出す塩茹でのコツを知っているのだろう。料理屋の突き出しや茹でてあるみなを購入し場合は、爪楊枝で簡単に身を取り出せる。しかし、この日手に入れたのは生のみな貝。自宅で鍋に塩を入れて煮沸していただいた。こういったプロセスも呑助のかけがえのない楽しみである。

磯の香りを漂う美味。小粒ながらも、サザエを贅沢に食べているような喜びと風味が漂う。コツコツと身を取り出す地道な作業もどこかカニに通じ、二百円でプチ幸せ気分も味わえた。

続いてスーパーでパック詰めされたボイル済みのイイダコを購入した。以前、フィッシャーマンにもらった時の味を思い出して無性に食べたくなったのだ。タコ君よ。頭に詰まった米粒状卵の食感が特に良かったよ。だから君たちは「イイたこ」という称号いただいたのだね。海の恵みに感謝しながら、しばらくパックの中に収まったピンク色に染まったイイダコさんたちを感慨深く見つめた。<img alt="ii1864.JPG" src="http://www.lifesasebo.com/makitaro/ii1864.JPG" width="184" height="138" / align="right" vspace="3" hspace="10">

このままいただくのはいまひとつ味気ない。お皿に盛って、付属の酢味噌もいいけど、刺身感覚でポン酢、いやワサビ醤油、いやいやショウガだ、などと口に運ぶまでの準備に思いを巡らせる。これもまた呑助のかけがえのない楽しみである。

料理屋風に盛りつけよう、かと皿にあれこれ配置しているうちに、偶然できたのがイイダコの「小さく前に習い！」配列だ。なかなかイイよ。エイリアンって言うか、人類が長年空想してきた火星人のイメージも表現しているではないか。（皐月）




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    <title>「景色って誰のもの？」</title>
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    <published>2008-05-20T08:35:31Z</published>
    <updated>2008-05-20T08:56:26Z</updated>
    
    <summary> 大黒町から福石中学校校門方向を見下ろしながら坂道を下っていると、海と船が高速道...</summary>
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        <![CDATA[
<img alt="kesiki0018.JPG" src="http://www.lifesasebo.com/makitaro/kesiki0018.JPG" width="167" height="252" / align="left" vspace="3" hspace="10">大黒町から福石中学校校門方向を見下ろしながら坂道を下っていると、海と船が高速道路の上に浮かんで見えるアングルに出会う。ちょっぴりトリッキーで、なかなか佐世保ぽい風景だ。

ここは僕がかつて、登下校していた坂の多い通学路。競輪場は今も同じ位置だが、切り開かれた裏山には駐車場やみなとインターができ、さらに建設中の高速道路が駅方向へと延びた。

佐世保湾を見下ろす高台に暮らしていた人々が見る景観は、このようにここ10年ほどで大きく変わってきている。中でも駅周辺開発で商業施設やマンション、ホテルなどが次々と立ち並んだ三浦町界隈の変化は目覚ましい。

ところが、白南風や山祗、峰坂町など見晴らしのよかった山の手の住宅地では、新しい建物によって佐世保湾の眺めが遮られた家庭もある。長年ベランダや窓から見えていた海辺の景色が変わったのである。
<img alt="kesiki02.JPG" src="http://www.lifesasebo.com/makitaro/kesiki02.JPG" width="113" height="75" / align="right" vspace="3" hspace="10">
どこの街でも都市の景観条例などに基づいて開発が行われている。しかし、市民一人一人の窓辺の景色まで、国や行政がデザインしたり管理したりしている訳ではない。「花火の見えんごとなった…」と言う呟きは誰の耳にも届かないまま街はスピーディに変化を続けている。

景色とは、誰のものなんだろう？　（皐月）



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    <title>「たけやと表現」</title>
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    <published>2008-05-15T06:30:57Z</published>
    <updated>2008-05-15T07:31:44Z</updated>
    
    <summary> 僕が育った天神町に懐かしい駄菓子屋がある。幼い頃に毎日のように通い「ババコヤ」...</summary>
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        <![CDATA[
僕が育った天神町に懐かしい駄菓子屋がある。幼い頃に毎日のように通い「ババコヤ」の愛称で親しんだ20世紀少年少女の社交場だ。今も建物はそのまま昔の面影を静かに残し煙草や学校指定の体操服などを取り扱っているようだが、さすがに駄菓子屋としての賑わいは消えたようだ。その脇から細い路地を下っていくと左手の森の中に馬頭神社、さらに下ると住宅地が広がる。
<img alt="take83JPG.JPG" src="http://www.lifesasebo.com/makitaro/take83JPG.JPG" width="142" height="136" / align="right" vspace="3" hspace="10">
普通の民家が点々と佇む閑静な住宅の中に旨い和食を楽しませてくれる店がある。ということをつい最近になってイラストレーターのアジサカコウジ氏より聞いた。何でも遠く県外からも噂を聞きつけお客さんがやって来るという隠れた名所だという。

ホームグラウンドであるわが町内にそんな名所があったとは……。しかし、ご近所過ぎてなかなか一見客として暖簾を潜れずにいた。そこで、これまたご近所であるサックス奏者の浦崎健治さん、マリンバ奏者の山ヶ城陽子さんにその話をしたところ、「そうそう、とってもいい店だって知人に聞いたんです」という返事が返ってきた。「今度一緒に行ってみましょうよ」
<img alt="take1835.JPG" src="http://www.lifesasebo.com/makitaro/take1835.JPG" width="142" height="126" / align="right" vspace="3" hspace="10">

が、ついにこのゴールデンウィークの大安の日に実現した。浦崎さん山ヶ城さんのセッティング〜!!で、ハウリン伊達丸と４人揃って銘酒と創作料理の店「たけや」デビューを果たしたのだ。
<img alt="take184.JPG" src="http://www.lifesasebo.com/makitaro/take184.JPG" width="108" height="234" / align="left" vspace="3" hspace="10">
清楚でこじんまりした落ち着きある空間にカウンター席が広がる。僕らは奥座敷で会食の席を設けた。民家を利用した店舗ということで、離れもあるそうだ。なんとも風情がありそうで気になる。

しばらく４人でお品書きを見つめていたのだが、お刺身、揚げ物、焼き物……あれこれと食してみたくて決めあぐんでいると、割烹着姿の気さくな女将が登場。まずはエビスビールで乾杯することに。旬のお刺身盛りを頼み、みんなでいろんな物を食べられる献立を見繕ってもらうことにした。

お〜う!! 透き通るシルクに身を包んだような美しき生春巻きが現れた。続いて串焼きの盛り合わせ、鶏の梅肉がこれまた格別な風味を漂わせ酒が進む。レンコン料理もいけます。いけます。来ました。来ました。お刺身も気品豊かな盛りつけで見て食べて二度美味しいじゃありませぬか。
<img alt="take1837.JPG" src="http://www.lifesasebo.com/makitaro/take1837.JPG" width="99" height="92" / align="right" vspace="3" hspace="10">
「こがん旨か店の、こがん近くにあったなんて…おい日本酒にしゅうかね」と浦崎さんもひどくご機嫌だ。しばらくすると一口サイズのチキン南蛮がテーブルの上に。お〜う、上品な野菜が乗っかって一個ずつ串に刺さってる。「山ヶ城さん!!これってマリンバのマレット（ばち）みたいで可愛いでありませんか！」などと冗談を交わしながらみんなでお口へ運び……「旨い」「旨い」をモグモグと連発。「チキン南蛮って言う常識の変わるね」赤ら顔のロックンローラー、伊達丸も絶品コメントを漏らした。

「そろそろ焼酎にしましょうか」と再びお品書きチェック。えっ!? ……１&#13252;……３円……!? ……１&#13252;……４円……!?　「ちょっとみな様方、飲み物を１&#13252;単位で意識して飲んだことありますか？」「……」「…スポイトは持ち歩かんね」なんと焼酎各種量り売りというユニークなシステムなのであります。とりあえず芋で、ということで「山猫」という焼酎を運んでいただいた。この時点でボトルは満杯状態。お会計の際に目方を量って、減っている&#13252;×４円で計算するそう。「だから、お好きなものをいろいろ飲んでいただいて結構なんですよ」と女将が上品な笑みを浮かべながら教えて下さった。

「またまた、よかですよね〜」と浦崎さん。「焼酎でアゴば食べたかですね」
「頼みましょう。頼みましょう」この夜、膳の上に並んだ料理はどれも、そのネーミングの想像を超えて個性的。素材をいかしながら、ちょっとサプライズな調理法や盛りつけで胸をときめかせ、舌鼓を楽しませてくれた。
<img alt="take839.JPG" src="http://www.lifesasebo.com/makitaro/take839.JPG" width="99" height="89" / align="left" vspace="3" hspace="10">
それぞれ表現することにたずさわっている４人の宴席。「演奏家でなくて表現者になりたいなぁ」みたいな話題に花を咲かせ酒を酌み交わした。目の前に並んだ満足料理もまさしく食という調理人の表現だった。人を感動させる表現力は奥深い、だから人生は面白い。「たけや」は僕ら酔っぱらい４人に笑顔をと明日のエキスを与えくれた。たけやだよりを読んだイメージと、口コミ噂通りの名所だった。（五月）

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    <title>　　　【自動車】</title>
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    <published>2008-05-14T07:31:24Z</published>
    <updated>2008-05-14T07:49:13Z</updated>
    
    <summary>そんなに大きな町でないのに、どこへ行ってもやけに自動車が多い。 　　 そんなに大...</summary>
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        <name>まきたろう</name>
        
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            <category term="あふぉりずむし" />
    
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        <![CDATA[そんなに大きな町でないのに、どこへ行ってもやけに自動車が多い。
　　
そんなに大きな町でないのに、道路に対して自動車のサイズも大きい。

高速道路がつながるに連れて、一般道を走る自動車の走行スピードが確実に速くなっている。

サイズが大きなうえ窓が黒くて運転者や前方の景色が見えない自動車も多い。
<img alt="kurujpg.jpg" src="http://www.lifesasebo.com/makitaro/kurujpg.jpg" width="85" height="64" /  align="left" vspace="3" hspace="10">

ところが、自動車の変化に対して道路は昔と変わらない。

たまに歩いてみよう。たまにジョギングしてみよう。

歩道は歩きづらく、走りづらい。人間より自動車が偉いのが分かる。

たまに自転車やスクーターに乗ってみよう。
　
右腕すれすれを猛スピード追い抜いていく自動車は実に恐ろしい。

もはや、原付自転車がトロトロ走る制限速度を保てる公道はないに等しい。走るスペースさえ余裕がない。圧倒的に自動車の方が偉いことが分かる。

ところが、ところがである。「あ〜っ、バイクは邪魔だぜ」「お〜っと、この自転車は危ないぜ」「おいおい原チャリおばちゃんよ、早くいけよぉ〜」
　
とイライラしているのは何を隠そう自動車のハンドルを握っている時のわたし自身なのだ。

乗り物が変われば社会も違って見え「人」も変わるのだ。


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    <title>「長野友美と黒七味」</title>
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    <published>2008-03-31T07:41:58Z</published>
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        <name>まきたろう</name>
        
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            <category term="おんがく帳" />
    
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        <![CDATA[　
　京の都に住む歌謡い長野友美嬢より２通の郵便が届いた。先週、ミディレコードより処女作となる作品集（1stフルアルバム）「何もない日々」が全国発売されたばかりの新進気鋭の歌謡いからの便りだ。
<img alt="sichimiJPG.JPG" src="http://www.lifesasebo.com/makitaro/sichimiJPG.JPG" width="227" height="296" / align="left" vspace="3" hspace="10">
　郷土、佐世保でのレコ初記念ライブとして、本年のライフdeライブに出演を依頼した。同封されていたのは四月二十六日の公演本番用セットリストやセッティング表などである。イラスト仕立てのセッティング表にも絵心豊かなあの方の愛嬌が浮かぶ。

　これら書類と別の封書には、竹筒入りの黒七味と言う代物と「桜のつぼみふくらむ頃」と一筆添えた便せんが収まっていた。元禄十六年（1703）創業という香煎、薬味の老舗「原了邸」製造されている祇園名物だ。

　歌世界と同じく、おこころざしも誠に雅である。京都伝統の薬味を送って下さるとは、ありがたや、ありがたや、でござる。

　早速、朝夕、味噌汁や漬け物、麺類などを食す際、筒を一降り。その名のごとく、黒褐色のしっとりした粒が出てくる。芥子だけでなく黒胡麻、白胡麻、山椒などで調合された深い香りと味わいはなるほど美味。「これは平凡な日々の食卓に豊かな風味を運ぶ魔法の筒じゃ」と笑みこぼるる逸品食生活を堪能し、京人気分を楽しませていただいておる次第だ。

「なまずの空」「九十九島」「何もない日々」……第一回作品集に収録された全九曲の楽曲。それは何もない日々の中に隠れた輝きを切り取って見せる絵描きの腕も思わせる。静寂という白地にアルペジオと声という筆を走らせて描いたような奥深い歌詞世界。それは人生に豊かな風味を添える黒七味にも似て実に小気味よい。

　歌で表現を行う楽師・長野友美、その正体は風流人ではなかろうか。（弥生）]]>
        
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    <title>「佐世保バーガーの逆襲」</title>
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    <published>2008-03-11T02:18:21Z</published>
    <updated>2008-03-11T02:27:38Z</updated>
    
    <summary> 「本当にあったトホホな話・第７話 〈佐世保バーガーの逆襲〉」 　先日、発泡酒を...</summary>
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        <name>まきたろう</name>
        
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            <category term="本当にあったトホホな話" />
    
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「本当にあったトホホな話・第７話 〈佐世保バーガーの逆襲〉」


　先日、発泡酒を飲みながら、みのもんた様が司会をお務めになられるバラエティ番組を眺めていたときのことでございます。高台から撮影した佐世保湾と市街地の映像が写りました。おやおや!? なにごとでございましょう？ と音量を上げてみると、佐世保市ではお酒を飲んだ後に、あるものを食べてシメる習慣があります。さてそれは何でしょう？ みたいなノリのお題で夜の街をレポートしてありました。

　ほろ酔いスーツ姿の立派な紳士方が向かったのは寿司屋でも、ラーメン店でもなく、とある一軒のお店。そこはハンバーガーショップでした。全国的に大人気を呼んでいる佐世保バーガーを皆さん揃って、美味しそうに召し上がっていらっしゃるではありませんか。

　番組には有名店２軒が登場。いずれもネクタイをしめたサラリーマングループが映し出され「子どもの頃、飲みに行った父親がよくハンバーガーを買って帰ってきてましたもんね」と大きなハンバーガーを頬張っていらっしゃいます。番組ではさらに、アーケードで市民アンケート調査も実施、ラーメンとハンバーガーほぼ互角という結果でございした。

　佐世保で生まれ育ったわたくしは、　「へぇ〜すごいなぁ〜、我が家では酔っぱらった父親がハンバーガーを手みやげに帰ってくるなんて、洒落た光景はなかったよ……」と、他人の家庭を羨望するちびまる子ちゃんみたいな心境で発泡酒を飲み干し、「おい、マジかよ…俺はハンバーガーより、やっぱり茶漬けかおじや、雑炊だな。フェ〜ッうまい」と父ヒロシみたいな酔っぱらいの戯言ひとつ呟いてみたい感覚に襲われたのでございます。

　告白いたします。恥ずかしながら、わたくしは佐世保市に住みながら、飲みに出た際、ハンバーガーでシメた経験がほとんどないのでございます。若い頃、真夜中にバーガー、ポテト、ホットサンドやコーヒー飲んでタクシーに乗ったことはあったかと思うのですが、ここ10数年、「よし最後はハンバーガーでシメようぜ！」というグルーブ感を経験した覚えがありません。とにかく深夜にバーガーショップに赴いて何か食べてた記憶が極端に少ないのでございます。

　個人的にシメより飲みケイゾク根性が強いわたくし。つき合いでラーメン店に座っておりました記憶の方多いのでございます。

　正直、数年前に噂は聞いたことがあったのですが、「まさか？」と高を括っておりました。それが、全国ネットのテレビで紹介されるほど多くの市井が佐世保バーガーでシメている現実を知り愕然。この街で生きるひとりとして常識や習慣からずれてしまっていた己の愚かさを悔い改めねばなりませぬ。恐るべき佐世保バーガーにトホホのホでございました。

※追伸
飲み仲間の皆様! このテレビ番組が報じた現象は誠なのですね？ ここまで浸透した佐世保の慣習＝トレンドをなぜ、わたくしにだけ教えてくださらないのでございますか？ 気づかぬわたくしが不甲斐ないのは重々承知。しかし、皆様が誘ってくださればわたくしだって、喜んで、頑張って、踏ん張って本場米国の流れを組む「挽き肉野菜の穀物包み」のお味にお付き合いたしますのに……トホホのホ。

        
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