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暴中ハンター優を演じてくれた初瀬優さんからYouTube公開前夜のコメントをいただきました。
「初めての演技で、今までにない感情を引き出したり、最初はとまどっていたんですが、途中からものすごく楽しくなりました」
「予告編を観た方からメールなどもいただき『あれは一体何?』『かっこいいですね』『えっ、白黒なんだ』『初瀬さん!? どういうことで、こんなことに?』『本編が楽しみで~す』など反応もさまざまのようです」
「みんなでアイディアや工夫を持ち寄って、限られた機材と道具で撮影する手作りの臨場感など、改めてモノを創る楽しさも体験できて本当に楽しかったです。今までやってきたCMやモデルのお仕事とはまたちょっと違った自分の一面を引き出してくださった、けむりの まきたろう監督や石井マキさんに感謝しています」
「もしハンター優の続きがあれば、ぜったい出たいですね。撮影で使った赤い刀(赤音丸)を監督からいただき大事に保管していますから(笑)」」
「実はまだ最終編集版は私も観ていないんですが、レトロなタイトル文字とか町並みとか背景とかインパクトありましたよ。きっともおもしろい映像になっているんだろうなぁ。私も明日が楽しみ。みなさんぜひ観てくださいね!」
初瀬 優
※初瀬さんは大学院まで進み臨床心理士を目指していましたが、人々の心を癒やしたり元気にさせるタレントもどこかソーシャルワーカーに似ていて、論文発表より、さらに実践的な仕事では? と一大決心。2011年ミス日本に応募。九州代表に選ばれ全国大会出場を果たしたのを皮切りに、大学を辞め地方を拠点にタレントとして活動開始。独創的な仕事観、人生観で、新しいソーシャルワーカーの形を夢見て頑張っている女性です。ぜひ応援してあげてください!
けむりの まきたろう
初めて作った「煙野映画」ショートムービー第1弾『暴中ハンター☆優』を、いよいよ明日9月22日(土)にYouTubeで公開します。
ミュージックビデオ風の音楽&映像でストーリーが展開していく約5分半の活劇です。
暴走中年とは、決して悪党ではなく、社会の常識から半歩だけ踏み出してしまい、いまだにちょっと青春を引きずっているようなどこにでもいる中年男のことです。
今回登場する暴走中年は、いい年をして自主映画を撮ろうと、少年みたいに半歩踏み出してしまった監督自らをモデルに設定しました。
半歩踏み出す「心のゆとり」もままならない空気が漂う現実社会で、常識やしがらみに縛られて生きている働き盛りの中年層の皆さんに捧げる作品です。
アルバイトハンターに追われても討伐されても、社会や組織に屈しない、暴走中年であり続けましょう!
※HD版と通常版をアップしますので、再生環境に合わせてご鑑賞ください。
監督 けむりの まきたろう
【イントロダクション】
短編インディペンデンス・ムービー「煙野映画」が送る第一回作品が遂に完成しました。刑事ドラマ『太陽にほえろ』オープニングシーンの刑事の疾走シーンとブルース・スプリングスティーンの名曲『明日なき暴走』にインスパイアされて、同映画主宰者である、けむりの まきたろうが監督を務めたオリジナル作品です。
暴中とは「暴走中年」の略。働き盛りの中年男でありながら、どこか社会に反発し、ちょっとだけ青春を引きずっている憎めない世のオヤジたちにオマージュを送るSF仕立て活劇です。
暴中ハンターを演じるのは2011年ミス日本全国大会に九州代表として出場した初瀬優さん。ふだんはソフトな表情の優さんの凜々しい目力や、モンハンを参考にしたという太刀さばきも注目です。
夜とまたひと味違うネオン街「サケタウン」を舞台に展開するハンター優と暴走中年の追撃シーンなどこの街のロケーションも見所のひとつです。
【ストーリー】
日出ずる国では、社会の一般常識から半歩踏み出して生きる暴走中年が急増していた。しかし、国や警察は、暴中たちのささいな言動にまったく危険を感じていなかった。そんな中、謎の組織yYyは社会の常識を守るために秘密裏に暴中駆除を行っていた。
祖父から受け継いだ剣術と生まれながらにサイコキネス・パワーを持つ女の子優は、ある日「アルバイト募集!あなたも暴中ハンターとして活躍してみませんか!時給35,000円〜」の張り紙の「〜」に魅せられて、yYyで働くことを決めた。今日もボスから出動指令を受け、祖父の形見、名刀「赤音丸」を背負い、街に繰り出す優。サケタウンでまた一人新たな中年男が暴走していた…。
2012年9月22日(秋分の日)YouTubeにて公開(上映時間 5分34秒)。
煙野組のムードメーカーが石井マキさんは「劇団 楽園天国」の旗揚げ期からのベテラン団員さん。つかこうへい作品が大好きで、若き日は『幕末純情伝』で主役も演じていたパワフル&魅力的な役者さんでした。
オリジナル台本や演出も彼女が多数手がけ精力的に公演していましたが、結婚を機に、しばらく芝居から遠のいていました。そんな彼女が二児の母として子育てに大奮闘しながら、この秋に公演する『みなとまちさんせっと』の台本に久しぶりに携わり、現在本番に向けて稽古を行っています。
出産、育児、家事という女性の大事業と日々向かい合いながらも、表現やモノを作るのが根っから好きなんでしようね。芝居ができない間も家庭をネタに四コマ漫画のブログを立ち上げて作品を発表。Iphonで動画を作ったり一人でできる創作をコツコツ続けていたようです。
そんな彼女のブログ名は『旦那萌えっ!!〜奥様は主腐〜』。2年半の片思いを経てゲットした旦那様に、萌え萌えの日々&子育て日記的なちょっと変わったユニーク漫画です。こちらが→旦那萌えっ!!
今回の撮影でもいろんなアイディアを出してくれ、ロケハンにも同行してくれました。日々の台本づくりと『ジョジョの奇妙な冒険』で培ったカット割りセンスがあるから、私の下手な絵コンテもすぐに理解してくれたのだと思います。本当にマキさんありがとうございました。
映画の中では、ハンター優をアルバイトで雇っている謎の組織「YYY」のボスの声も担当してくれています。お楽しみに!
写真は優ちゃんとツーショットのマキさん!
けむりの まきたろう
暴中ハンター☆優(on mode)
自主映画レーベル「煙野映画」第一回作品の製作を支えてくれたのは通称「煙野組」の皆さんです。「劇団 楽園天国」で台本や演出を手がけてきた石井マキさんがimoveで面白い動画を撮っていたことで意気投合して、今回の撮影が実現しました。
続いて役者の初瀬優さん。福岡でCMや雑誌、イベント出演などのタレントの仕事をしていましたが、現在故郷に戻ってきて充電中というグッドタイミングでこの短編映画づくりに協力してくれました。彼女のルックスやこれまでの経験をいかした作品にしようと、PV風の映像で物語を綴っていく脚本を考えました。
そしてもう一人は、航海ができる実寸サイズの宇宙戦艦ヤマトを造船所で作るのが夢! と公言してきた、まさにこの街を代表する暴走中年の一人「ワイワイ貿易」の緒方オーナー。暴走追跡シーンの撮影では石井マキさんを台車に乗せて走ってダッシュしてくれました。
以上3名と私4人が今回の「煙野組」メンバーです。「ipadだけで映画を撮る!」と言ったとき、やや「?」顔の3人でしたが、すっかり映像づくりの面白さにはまってくれました。感謝です。
さて、そういう遊び心と好奇心旺盛なパワーのおかげで、編集もいよいよ大詰め。完成間近となりましたので、一昨日YouTubeに予告編をアップしました。ぜひ1度ご覧ください。「暴中ハンター☆優」と変換するのはやや面倒な場合、「初瀬優」「煙野映画」で検索しても観ることができます。それでは、また。
けむりの まきたろう