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2008年02月26日

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「月光にココロ拍子♪」

 
 LIFE de LIVE Vol.6のポスター、チラシにこの絵を使うことに決めました。

 この作品は西海パールシーリゾートで2月24日まで開催された『九十九島油絵・写真展〜もうひとつの九十九島』に展示されていた『月光』という作品です。
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 描いたのはパールシーリゾートの本田社長です。8年もの間、仕事場でもある九十九島を見つめコツコツと描いてきた大小の油絵約80点が並ぶ見応えのある作品展でした。

 絵筆で九十九島のいろんな表情をとらえた作品を鑑賞しながら、今年のライブテーマである“ココロ拍子♪”という言葉が浮かび上がりました。今回は出演者の長野友美さんが『九十九島』という楽曲を、そしてサンディトリップの九十九島イメージソング『風音(かざおと)』を演奏する予定です。

 ココロ拍子という言葉と九十九島をテーマにした2つの音楽が、この月光という油絵と結びつく思いがしました。

 そこで、社長に了解を得て使用させていただくことになりました。昨年は画家の松川さんにかっこいい“ROCK”という文字を描いてもらって、ポスターを制作しました。今年も絵描きさんとのコラボで音楽イベントを作れる楽しいスタートになりました。ポスター、チラシはチケット発売の3月1日に向け、急ピッチで制作中です。お楽しみに。 (如月)

2008年02月19日

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「蜜柑」

 大宮公設市場内の生産者直売所「リフレッシュヴィレッジ西海」で、ときどき野菜やかぶ漬け、白菜漬け、ミカンや卵を買います。どれも安くて美味しいからです。特に漬け物は麦酒の肴としてお気に入り。よく愛食します。

 店長のくるみさんが、ときどき「試食してみんね」と、おまけをくれます。それは旬のものです。秋口から出回る極早生の岩崎から早生の原口という二つのブランドに代表される西海ミカンの美味しさは有名です。この冬も西海産を買い求め家族揃ってパクパク頂きました。dekokan029.JPG

 温州みかんが旬を過ぎてくると、店頭にはブンタンやポンカンなど大きめのミカン類が目立つようになります。「食べてみてね」と店長さんがまたおまけをくれました。袋から中身を出してみると、ご覧のようにわざわざマジックで品種まで記してくれていました。なんともお茶目なサインだっとので写真を撮りました。

 僕は芥川龍之介の「蜜柑」という短編が好きです。汽車に乗って奉公先に向かう娘が、踏切沿いに見送りに来ていた弟たちに、手を振り懐に入れていたミカンを放るクライマックスシーンがとても印象的な作品です。
 
 幼い姉弟たちの別れを暖かく演出する鮮やかなオレンジ色。一瞬の出来事ですが、ミカンがストップモーションで姉弟愛をつないでいるような映像美を感じてしまいます。

 ミカンは栄養だけでなく、その色彩でも人を元気にさせたり暖かい気分にしてくれる力を備えてた果物だと思います。「今日のハッピーカラーはミカン色!」いや「イヨカン色!」いやいや「デコポン色!」  (如月)

2008年02月18日

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「心拍子♪」

 先週半ば、歌謡いの真弓と久しぶりに会った。四年半活動した佐世保を後にして山梨の実家へ戻るということだった。

 その翌日、歌謡いの、ともぞう(長野友美)と久しぶりに会った。週末にガァネットで『長野友美とベイツカンガルーの眠れぬ夜のレストラン』と名打ったライブを開催するために京都より舞い戻った。

 思えば、三年ほど前、この二人は弾き語りというスタイルながら、まったく異なった個性を放っていた。その歌声と歌詞世界は、例えば赤い炎と青い炎のような違いだった。一時期、『懐中電灯』という音楽イベントを共同企画していた時期もあったが、それぞれ個別の活動へと移行した。

 真弓は先週末、長崎空港から故郷へ向かった。

 僕は本年のライフdeライブのテーマを決めきれずにいたが、真弓とともぞうに会い、「心拍子」という言葉が浮かんだ。

 心で拍子をとりたくなる音楽は人さまざまだろう。真弓もともぞうも、それぞれ拍子が合う人たちに熱い支持を受けてきた。歌いながら心が拍子をとるという状態は幸せな瞬間だと思う。自分に合う、また人と同調する拍子は生きていくために欠かせない感性なのではないか?

 と言うことで今年のテーマは「心拍子」に決めた。

 ライブを終えた、ともぞうは本日夕刻に佐世保駅から京都へ向かった。

 そして、ライフdeライブVol.6の全出演者は本日FM長崎で放送されたG Radio℃の中でDJマークが発表してくれた。(如月) 

2008年02月07日

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「ケン&ツマ」


 前回、松千とのエピソードの中で刺身のケンとツマのことにふれた。

 ケンは大根や人参を細長く切ったもので、ツマは大葉やシソの葉のこと。冷蔵庫が普及していなかった時代に殺菌効果の高さもかわれた野菜たち。単なる見た目の美しさだけでなく、栄養バランスや生もの脂ぽっさを消すなどいろんな効果を持つ優れものだったのだ。

 豊かな味わいを高める知恵が詰まった大事な添え物だったが、今は飾りものとして定着。食後に大量のケンとツマが残ってしまうありさまだ。
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 ところが、スーパーで買った生ものに大葉とカイワレ大根の写真をプリントした粋なトレーが付いてきた。なんという優れものだ。これだったら、生産者が愛情を込めて育てた野菜くんたちをバンバン捨てなくて済むぞ。

 しかもこの手のトレーが普及していけば宴席を後にするときも、残ったケンの山を見て悲しい思いをしなくてよくなる。実に素晴らしい!(大根は白地のトレーでうまく表現できるだろうか?)

 弁当やお寿司の仕切りなどで使われるギザギザした緑のバランと同じようにプラスチックに進化したツマ&ケンの姿に、しばしうっとりしながら写真を撮った。

 でも待てよ……生産者は今のままの方がよくないか? 無駄になっても飾り物としての需要がある方が売り上げにつながるじゃないか。

 お〜っ!? 大量消費社会というのは、なんとも複雑だ……。 (如月)