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「ゴ−ヤ−マン逝く」

「なんじゃこりゃ〜」ゴーヤーマンは野太い声を張り上げながら腹を押さえていた両手を広げ、掌に付着した大量の鮮血を睨みつけた……。か、どうか? 動画記録が残っていないので定かではない。

gouya.JPG  緑から黄緑〜黄色に変色を重ねたゴーヤーマンがある日、破裂してザクロのような赤い物体を吹き出した。一体何が起こったのか分からず、驚いて激写。よく観察してみると真っ赤な物体は種子である。なるほどゴーヤーマンはこのような劇的な最後を遂げ土に帰って行くのか。
 ゴーヤ-チャンプル、ゴーヤ-ソーメンを何度も肴に麦酒をいただき猛暑と戦ったこの夏の想い出がよぎる。「ゴーヤーマン、大変お世話になりました。ありがとう」大地の恵に感謝してしまった事件である。 (葉月)