佐伯祐三の油彩が、何者かに切り裂かれた。数年前にパリの屋根裏で発見されたもので、 その事件を契機に真贋論争が湧き起こった。 佐伯祐三は昭和3年、30歳の若さでパリ郊外の精神病院で死亡。結核であったが、発狂や自殺が噂されたのは、その天才的な画業を多くの人が惜しんだ故だろう。 その傍でまったく似た人生を歩んだ、長崎出身の画家がいた。3年後、彼も結核で亡くなっている。そして驚くのは、残された絵が佐伯祐三とそっくりなこと……。
更新日: 2008年04月23日 11:09 | URL